わたしは常々思っているのですが、作品に対する感想って、結局その人がそれを好きかどうかの話ですよね。そりゃ、ある程度は客観的に見てこう思うっていうことは言えるかもしれないけど、その客観的に見るという行為そのものがその人にとっての”客観的”だからね。主観しかねーじゃないですか。
というわけで、新しく適当にいろいろなこと書いていく枠で【雑談】をやっていこうかと。このブログで色々と感想を書いているわたしが「どういう考えを持っているのか」「どういう作品を好んでいるのか」みたいなことが伝われば「ああ、だからこの人はこういう感想書くのか」と思ってもらえたらいいな〜って。
そういう建前ね!
実際のところはアレです。単純に自分語りしたいだけ💦
と、いうことで今回はわたしの好きなラノベを全部で20作品ほどざっくり紹介しましょう。ランキング、って感じではないです。とりあえず、好きな作品でえ頭に思い浮かんだのから挙げていくような感じで。まぁ、頭に思い浮かんだ順というので、多少わたしの中で好きの度合いというのはあるでしょうが。
とりあえず、やっていきましょい!
- 1:龍ヶ嬢七々々の埋蔵金
- 2:生徒会の一存
- 3:クロックワーク・プラネット
- 4:戦うパン屋と機械じかけの看板娘(たたかうぱんやとオートマタンウェイトレス)
- 5:始まりの魔法使い
- 6:オオカミさんシリーズ
- 7:GJ部シリーズ(ぐっじょぶシリーズ)
- 8:放課後は、異世界喫茶でコーヒーを
- 9:さよなら異世界、またきて明日
- 10:魔王の俺が奴隷エルフを嫁にしたんだが、どう愛でればいい?(通称、まどめ)
- 11:叛逆のドレッドノート
- 12:いづれ神話の放課後戦争(いづれしんわのラグナロク)
- 13:つきツキ!
- 14:機巧少女は傷つかない(マシンドールはきずつかない)
- 15:ガーリー・エアフォース
- 16:アウトブレイク・カンパニー
- 17:俺、ツインテールになります。
- 18:天才王子の赤字国家再生術~そうだ、売国しよう~
- 19:六畳間の侵略者!?
- 20:私はサキュバスじゃありません
- おわりに
1:龍ヶ嬢七々々の埋蔵金
全12巻完結のシリーズ。わたしがラノベを読み始めて最初期に読んだ作品で、最も愛着のある作品ですね。あらゆるラノベの中でいちばん好きだと断言できます。
この作品はとある学園島で、そこに隠された七々々コレクションと呼ばれる特殊な力を持つアイテムを巡って争う学生たちのトレジャーハントロワイヤルな作品になっています。特殊アイテムを使った頭脳戦、シンプルな肉弾戦、遺跡攻略の謎解き、などなど王道にワクワクする要素が盛りだくさん。個人的には誰が読んでも楽しめる作品ではないかと思ってます。
2:生徒会の一存
全10+9+1+2巻くらいで完結しているシリーズ。碧陽学園生徒会で繰り広げられるパロネタ満載な日常系ラノベの金字塔。
この作品もまたわたしが最初期に読んだ作品の一つ。杉崎鍵のような男こそが最高にカッコいい主人公だ、とわたしの中に価値観を刻みつけた作品でもあり「人生の教科書」だと思っています。同作者の著作でマテリアルゴーストやゲーマーズもそのうち読んでみたいのですけど、なかなかタイミングがないのですよね……。
3:クロックワーク・プラネット
全4巻未完結のシリーズ。こちらもまた非常に愛着のある作品。
1000年前に滅亡した地球が、全て時計仕掛けによって再生された世界。そんな時計仕掛けの惑星・クロックワークプラネットで暮らす高校生・三浦ナオトの家に落下してきた謎の箱。その中には、故障した機械人形リューズが眠っていて――
といったお話で。濃厚な世界観と描写に圧倒される作品。何よりも人外美少女大好きなわたしにはリューズさんという女神が性癖にブチ刺さって、以来ラノベで最も可愛いヒロインはリューズさんであると公言しています。
ここまでの3作品はわたしの中で殿堂入りのような作品で、おそらくこの先どんな作品であってもこの3つより好きになることはないだろうと思っています。すなわち、わたしの好きの基準っていうのがもはやこの3つで作られているといっても良いでしょう。
4:戦うパン屋と機械じかけの看板娘(たたかうぱんやとオートマタンウェイトレス)
全10巻のシリーズ。戦争が終わり、夢だったパン屋を開いた元軍人のルート。しかし、その強面のせいかお店は閑古鳥が鳴く状態。そんなある日、お店に雇って欲しいと言ってやってきた少女スヴェン。彼女の正体は、ルートが戦時扱っていた人型強襲兵器に搭載されていたAIを人工的な肉体に植え付けたもので……。
これまたクロプラと同じく機械少女がヒロインな作品。大好きなの、こういうの。何よりも大切な主のためが第一行動原理にあって、すぐに暴走しちゃうのとか可愛すぎません? 最高じゃないですか!
5:始まりの魔法使い
全5巻未完結のシリーズ。となり原始時代に転生した"私"がやがて始まりの魔法使いと呼ばれるようになるまでの神話を描くファンタジークロニクル作品。
この作品は既に感想記事を書いており、詳しくはそちらを見ていただきたいですが。とにかく特大の愛に圧倒される作品なんですよ。そして異種族恋愛! 人外美少女大好きなわたしにはコレもやっぱり堪らん作品なのですよ。
【ラノベ感想記事part15】始まりの魔法使い - ぎんちゅうのラノベ記録
6:オオカミさんシリーズ
全13巻のシリーズ。御伽銀行と呼ばれる生徒間の助け合いをサポートする組織に所属する仲間たちが紡ぐ学園の様々な出来事を描いた作品。
おとぎ話をモチーフにしていて、めちゃくちゃ面白おかしく笑える作品なんですよね。これは生徒会の一存のような学園コメディ要素が大好きなやつです。詳しくは感想記事をかいているのでそちらを参照してほしいです。
【ラノベ感想記事part1】オオカミさんシリーズ - ぎんちゅうのラノベ記録
7:GJ部シリーズ(ぐっじょぶシリーズ)
全11巻のシリーズ。その他にも中等部編が9巻ほどあったり、ファンタジー世界を舞台にしたグッドイーターが2巻、KB部というちょっと違う世界観のお話で2巻あったりしますね。
この作品の最大の特徴は4ページで必ず1つのお話を描く「4コマ小説」と呼ばれる形式を取っていること。この4ページで1つのお話をこれだけの巻数書き続けるって言うのがすごいんですよね。そして短編集で描かれる日常系で読んでいるとすごくほっこりするのが好き。
8:放課後は、異世界喫茶でコーヒーを
全6巻のシリーズ。訳も分からないままとある異世界に転移して、喫茶店を営むことになった青年のお話。
喫茶店という小さな空間に集まる人たちの細くも温かな繋がりが美しい作品なんですよね。飯テロパワーも高く、卵かけご飯があんなにも美味しそうに感じた作品は見たことがない! 心安らぐひととき、温かな物語を読みたい人には超オススメな作品。
9:さよなら異世界、またきて明日
こちらは先ほど挙げた異世界喫茶の作者が描くシリーズで2巻まで刊行。とある終末世界に迷い込んでしまった青年がハーフエルフの少女と出会い旅するお話。
これまた人と人との繋がりに温かみを感じる作品。異世界喫茶は喫茶店という箱の中での繋がり、こちらは終末世界という箱の中での繋がり。どちらもその世界に生きる人たちだからこそのエピソードがあって非常に心に染み渡る作品なんですよ。そしてこちらもやはり飯テロパワーが高いの。日常の描写が上手なんですよね。
10:魔王の俺が奴隷エルフを嫁にしたんだが、どう愛でればいい?(通称、まどめ)
現在15巻まで刊行中(2022年6月)。
悪の魔術師として恐れられているザガンが、奴隷オークションに掛けられていたエルフの少女ネフィに一目惚れして買い付けるところから始まる恋物語。
とにかくラブコメ! 巻数を重ねてどんどんカップルが増えていきラブコメ密度が半端ない! どのカップルも尊いのよ! 人外美少女大好きなわたしを萌え殺す気としか思えない! 愛とラブと尊いに満ちた最高のファンタジーラブコメ! ラブコメ好きはみんな読め!
11:叛逆のドレッドノート
まどめを出すとこっちも出したくなる。わたし的ラブコメ二大巨頭なので。まどめがカップル密度で押してくる長編シリーズだとしたら、こっちは単独カップルの甘さでぶん殴ってくる作品。
甘すぎて脳が破裂するわ! と言いたくなるくらいのイチャイチャが最高すぎる作品。たぶんこの作品がきっかけで、好き同士がお互いに好きを全力でぶつけ合うようなイチャイチャが大好物になったかも。詳しくは感想記事書いているのでそちらを見て欲しいですね。
【ラノベ感想記事part12】叛逆のドレッドノート - ぎんちゅうのラノベ記録
12:いづれ神話の放課後戦争(いづれしんわのラグナロク)
全10巻のシリーズ。神々の力を宿した少年少女たちによる神話代理戦争を描いたファンタジー作品。
わたし、神話モノの作品が実はかなり好きなんですよね。やっぱり神っていうのにロマンがあるというか。そして、この作品はギリシャ神話や北欧神話といったメジャーどころから、アステカ神話などのちょっとマイナーなところまでひっくるめた神々の戦いを描いていて夢が広がる作品! あとイラストがちょっとえっちぃ(重要)
13:つきツキ!
悪魔な女の子たちと紡ぐちょっぴりハートフルなラブコメ作品。
こういうラブコメでアクセントにファンタジー要素ある作品が大好きなんですけど、最近はなかなかないですよね? 最近は現実に寄せたラブコメが多くて……。もっと微ファンタジーなコメディコメディした作品がまた増えてほしいですの。
それはそうとしてこれは13巻いつ発売されるのかなー(遠い目)
【ラノベ感想記事part14】つきツキ! - ぎんちゅうのラノベ記録
14:機巧少女は傷つかない(マシンドールはきずつかない)
全17巻のシリーズ。復讐を胸にする青年と機械少女の女の子のバディで挑む学園ファンタジー。
もう言わずともでしょうが、機械少女な女の子が大好きなんですよ。性癖なんですよ。そしてそんなヒロインと主人公の絆だったり恋だったり。あ~、もうホントこれだけで人類は幸せになれるよ、間違いない。
【ラノベ感想記事part6】機巧少女は傷つかない - ぎんちゅうのラノベ記録
15:ガーリー・エアフォース
機械系ヒロインだとやっぱりグリペンも大好きなんですよね。ということでこの作品。全12巻。謎の飛行体が世界の危機として襲いかかる世界で、戦闘機の意志を具現化させたアニマと呼ばれる少女と彼女たちの操る特殊な戦闘機による空戦アクションファンタジー作品。
あくまで戦闘機の意志の存在、道具である。けれどたしかにそこには少女の想いもあった。という描き方が性癖に刺さったヒロインだったんですよね。
【ラノベ感想記事part5】ガーリー・エアフォース - ぎんちゅうのラノベ記録
16:アウトブレイク・カンパニー
全18巻のシリーズ。地球とゲートで繋がった異世界に萌えの伝道師として送られた青年のお話。
メイドさんメインヒロインの長編シリーズ! これだけで読む価値しかないですよね。さらにそのメイドさんが異世界人でエルフとかいう属性までつけちゃったら、恋愛が盛り上がらないわけがないでしょ。種族の違いとか世界の違いとか身分の違いとか、そういうの恋愛には大事。超大事。萌える!
【ラノベ感想記事part3】アウトブレイク・カンパニー 萌える侵略者 - ぎんちゅうのラノベ記録
17:俺、ツインテールになります。
異世界なヒロインでは俺ツイも非常に好きな作品。
人の精神エネルギーを奪う怪人とツインテールを愛する戦士たちの戦いを描いた作品。特撮モノの定番や王道をしっかり踏んでいく作者のこだわりが、そういうの大好きな読者にはとにかく刺さるんですよ。そして何よりトゥアールが可愛すぎる!
【ラノベ感想記事part9】俺、ツインテールになります。 - ぎんちゅうのラノベ記録
18:天才王子の赤字国家再生術~そうだ、売国しよう~
現在12巻まで刊行中(2022年9月)
現在刊行中の長編シリーズだとまどめに並んで好きな作品。とにかく1冊1冊の満足感が堪らない! けど、これ毎回200ページくらいしかないんですよね? なぜその分量でここまで満足できるのか不思議でならない。
とまれ国家運営による権謀術数が渦巻く頭脳戦、主人公ウェインとその従者二二ムの関係、果たしてどこに転がっていくのか分からない展開、どこからも目が離せない完結まで楽しみに読んでいこうと思うシリーズですね。
19:六畳間の侵略者!?
現在40巻+2巻で刊行されている非常に長寿のシリーズ。わたしが読んでいる中だといちばん巻数の多いシリーズになりますかね? というか30巻越えるレベルの作品はなかなか手を付けるのが大変で、実はこれ以外読めてなかったり……。
本作は六畳間のボロアパートを占領する幽霊やら魔法少女、地底人に宇宙人のヒロインたちのドタバタコメディで始まったお話。しかし、それぞれのヒロインの掘り下げが進む中で魔法やら超科学やらの内容が深まってきて40巻の現在は世界観がめちゃくちゃ大きくなってきちゃってますね。
個人的には度々挟まれる短編集でどのヒロイン2人のペアを取ってもちゃんとそのペアだけのストーリーが作れる、ヒロイン間の関係性がめちゃくちゃ好きなんですよね。ハーレム作品としてヒロインたちの横の関係性が大事だと思っててこの作品はその点が抜群に良いです。
20:私はサキュバスじゃありません
現在5巻まで刊行中のシリーズ。勇者パーティの一員だったサキュバスの少女リズは、戦いで大きな傷を負ってその記憶を失ってしまっていた。とある学院で療養中の彼女だったけれど、様子を見に来た勇者パーティと再会して少しづつ無意識にサキュバスの本能と衝動で暴走してしまって――みたいなちょっぴりえっちなファンタジーコメディ作品ですね。
とりあえず、エロコメ作品好きならハマりますよこの作品は。とにかくリズの起こす暴走劇がアレで、さらにはその暴走っぷりが彼女の性格に由来することを裏付けちゃうような過去編回想がいっぱいあるから、私はえっちじゃありませんとか否定するのを見ても「もう手遅れだ笑」としか言えない感じになっちゃうんですよ。とりあえず、彼女曰く、困ったらセッ○スで全部解決できるみたいです。
おわりに
とりあえず20作品くらい挙げてきましたがどうでしょうか?
自分では作品挙げながら「異種族ヒロイン好きだなぁ」とか「長編シリーズ多いなぁ」とか思ってました。やっぱり性癖として異種族が好きなんですよ。それから長く読み続けられる作品の方が個人的には愛着が沸いて好きになりやすいですね。巻数少ない作品よりはやっぱり巻数多い作品の方が印象にも残りますし。
あとは、既に感想記事に書いている作品も結構ありましたね。このブログはこれまでに読んできた作品の感想をまとめていってますが、中でも好きな作品は優先しているからでしょうね。なので、今回紹介した中でまだ記事にしていないのもそのうちは感想まとめていくんじゃないかなーと。
そんな感じで、好きな作品20選あげてきました。結構わたしの好きなジャンルとかが分かるラインナップだったんじゃないかと思います。なので、感想記事の内容でもその好みとか性癖が出てるんだな、とこれからも生暖かい目でみていただければと思います。
それから、もう一つ。
わたしいちおうこのライトノベルがすごい2023、今年のこのラノの協力者をやっていたりします。なので、そのお話とかを雑談パートでするかもしれません。というか今回の記事が複数の作品をざーっと紹介するための練習だったりします💦
普段は新作関連をブログでまとめることないので、ちょっと新鮮かも? 気になったら見ていただけると幸いです。