ぎんちゅうのラノベ記録

主に読んだライトノベルの感想を書いています。

【読書記録】2022年5月 お気に入り作品紹介

 お気に入り作品紹介2022年の5月編!

ドレスな僕がやんごとなき方々の家庭教師様な件 (ファミ通文庫)龍に恋う 四 贄の乙女の幸福な身の上【電子特典付き】 (富士見L文庫) 

※画像はAmazonリンク

 

 

 

1:お気に入り作品

 早速5月中に読んだ作品の中からお気に入り作品をご紹介。今回は全部で2つですね。一つづつ簡単なコメントをつけて紹介します。

 

 ドレスな僕がやんごとなき方々の家庭教師様な件

 ある日、天才の双子の姉が失踪した!? そんな姉の代わりに女装して王室の王子と姫たちの 家庭教師となったシャール君の笑いあり、涙あり、コメディありなドタバタラブコメ

 全編を通して魅力で満ち溢れていた作品でしたね。中でもキャラクターの心理描写が秀逸。天才であるが故に孤独な姫・聖羅。凡人であるが故に、天才の姉に振り回されてきたシャールだからこそその心に寄り添うことができて、そんなシャール先生に導かれることで、恋をしてしまった聖羅の幼くも大人びた複雑な想いの鮮烈さが胸に焼き付いて離れない。

 また、女装男子ならではのドタバタ展開、日常やコメディも申し分なし。ヒロインにも好かれるけど、何故か男からも言い寄られてしまうシャール君。男女問わずで魅了してしまう罪な男の子を中心にした人間関係は、最高に面白くて笑いが止まなかったです。

 詳しい感想はまとめてあるので以下のリンクから見ていただけると嬉しいです。

【ラノベ感想記事part19】ドレスな僕がやんごとなき方々の家庭教師様な件 - ぎんちゅうのラノベ記録

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 龍に恋う 4巻

 人ならざる存在、怪異を見ることができる少女・珠。その体質故に贄とされた過去があり感情表現が希薄になってしまった彼女が、怪異にまつわる仲介を行っている口入れ屋の銀市に拾われることで心と居場所を取り戻す浪漫奇譚。

 これまでも好きな作品ではあったのですが、それを越えて徐々にこの作品に夢中になっている自分がいました。その要因としては間違いなく巻を重ねるごとに少しずつ感情表現が豊かになっていく珠、最新4巻を1巻と比較したら違いは一目瞭然。ゆっくり変わる少女の心。幸せになってほしいと、優しく温かい気持ちになって見守りたくなる、そんな素敵な作品なのをこの4巻で再確認しました。また、珠が関わっていく怪異たち。人と同じような姿を持つものもいれば、人から見えず言葉すら持たないものもいて。人ではない、それらの想いがひしひしと伝わってくる描写の数々が非常に素晴らしい作品でもありますよね。

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2:読了数および読了作品一覧

 2022年5月中の読了数は27冊。1日1冊ギリギリ読めてないくらいですね。

 

 そして、その間の読了作品は以下の通り。作品は基本的に新作、読んだ巻の数字が小さいもの、が上になるように並べています。厳密ではないですが。また☆は今月のお気に入りとして紹介した作品。

・占い師オリハシの嘘
・ランジェリーガールをお気に召すまま
・青薔薇アンティークの小公女
前略。ねこと天使と同居はじめました。 1〜6
☆ドレスな僕がやんごとなき方々の家庭教師様な件 1〜8
・幼馴染で婚約者なふたりが恋人をめざす話 2〜3
サキュバスニート 2
・カメラ先輩と世話焼き上手な後輩ちゃん 2
陰キャの僕に罰ゲームで告白してきたはずのギャルが、どう見ても僕にベタ惚れです 3
・お見合いしたくなかったので、無理難題な条件をつけたら同級生が来た件について 4
VTuberなんだが配信切り忘れたら伝説になってた 4
☆龍に恋う 4
・豚のレバーは加熱しろ 6
デート・ア・ライブ アンコール 11

 

 おわりに

 読んだ作品数が少なかったため自然とお気に入り作品も少なくなってしまいましたね。

 正直なところ新作として読んだオリハシ、ランジェリーガール、青薔薇アンティークの3作はどれも面白かったんですよ。

 ただどちらかというとこの3つは「宝石吐きのおんなのこ」「可愛ければ変態でも好きになってくれますか」「龍に恋う」のそれぞれの作品から追って読んだところがあって、それらの過去作が好きな気持ちが大きくて今一歩足りずと感じてしまいまして……。

 

先月の読書記録リンク

ginchu.hatenablog.com