今回紹介するのは2022年11月スニーカー文庫新作の「親友の妹が官能小説のモデルになってくれるらしい」です。
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あらすじ
親友の妹・水無月鈴音をモデルに官能小説を執筆している高校生・金衛竜太郎。ある日、鈴音にネット上で官能小説を連載していることがバレてしまい、さらに「先輩の小説のモデルは私……ですよね?」と問い詰められる事態に。
無断で官能小説のモデルにしたことを謝罪する竜太郎に鈴音は「先輩のお役に立てるのであれば、私のことをえっちな目で見てもいいですよ……」とスカートの裾をまくり上げ、JK生足見学会、エロ小説の朗読、主従逆転プレイなど変態シチュエーションを提案してくるのだが……。
親友の妹JKとの超ド変態ラブコメディ、始まります。
感想
いい感じに弾けてるコメディで勢いのある作品でしたね。
本作は導入こそタイトル通りでしたが ”モデルになってくれる” というよりかは ”モデルになりたい、みせつけたい” のようなニュアンスが強く。常にヒロイン主導でラノベらしいえっちぃ展開が続いていくのが、すごく新鮮で良い味わいだったんですよね。
女の子の尻に敷かれている感じというか、ヒロインの豚になってブヒブヒしたい感じというか、そういうわたしみたいに女の子に主導権握られたり変態と罵られたりいじめられるのが好きな人は読むべきよ!
そんな親友の妹に加えて、シスコンを拗らせた主人公の親友、主人公が逆らえない主人公の妹という主要キャラが全員なかなかに濃ゆい個性ばかりで、これも見ててすごく楽しかったポイント。
特に主人公の妹の定期的に放つドスの入ったセリフが好きなんですよね。
2巻以降もあるのなら、このフレッシュさを無くさずに、むしろもっと突き抜けてもいいかもしれません。
総評
ストーリー・・・★★☆ (5/10)
設定世界観・・・★★☆ (5/10)
キャラの魅力・・・★★★ (6/10)
イラスト・・・★★☆ (5/10)
次巻以降への期待・・・★★★ (6/10)
総合評価・・・★★☆(5/10) 全体的に満足です。続きもあれば読むと思います。
※星評価は10段階。白い☆で1つ、黒い★で2つ分。★★☆だと評価は5、★★★★★だと評価は10ということになります。基本的には「面白さ」よりも「わたしが好きかどうか」の評価になります。評価基準に関しての詳細は以下のリンクより。
新作ラノベ感想の「総評」について - ぎんちゅうのラノベ記録
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