ぎんちゅうのラノベ記録

主に読んだライトノベルの感想を書いています。

【新作ラノベ感想part22】となりの悪の大幹部!

 今回の感想は2022年9月の電撃文庫新作「となりの悪の大幹部!」です。

となりの悪の大幹部! (電撃文庫)

※画像はAmazonリンク

 

 

あらすじ

 街に蔓延る怪人たちを打ち倒す、万色戦隊バンショクジャーの緑色担当、バンショクグリーンこと草間ミドリの私生活は荒んでいた。
 昼は高校の非常勤講師(世界史)。学校が終われば緑色のバトルスーツを身に纏い、残業確定の怪人退治と、毎日疲れ果て注文したフィギュアも受け取れない日々を送っていた。
 そんなミドリの住む部屋のお隣さんに、銀髪セクシーな異国のお姉さん・久里アシェラーと、その娘・タラタットが引っ越してきた!? 
 帰り道で一緒になったり、スーパーで遭遇したり、疲れ果てソファで力尽きたところを介抱してもらったりと、美人母娘と夢のお隣さん生活が始まる……かと思いきや、彼女たちの正体は、なんとミドリたちの天敵、元悪の大幹部だった!?

 

感想

 何というか、すっごい萌える!!


 お隣に引っ越してきた美人の未亡人なお姉さんとその娘。5人戦隊内でカップルが2組、あぶれたしがない高校教師なグリーンがドギマギしないわけもなく。お隣さん同士でいい雰囲気になってきて……、あれちょっと待て? 彼女、倒したはずの敵幹部じゃね? と。

 この、いい感じの雰囲気になってから、お互い正体に気づいてギクシャクしちゃうの、見ててメシウマなんよ。


 間違いなくいい人として気になってるはずなのに、敵と馴れ馴れしくなんかできるか、みたいな態度取っちゃってさ。でも普通に夕食を一緒にしてお隣さん同士の交流はしちゃって、あらまぁ〜と。

 特にさ、彼女がツンケンしながらも、人気のないグリーンの玩具菓子だけ売れ残ってるのを見てモヤモヤしちゃうのがめっちゃ萌えるのよ! 敵同士だけど認め合っている言うか、なんというかね!

 

 そして、最後には戦隊モノで敵同士だった二人が、恋して共闘みたいので締めてくるのがめちゃくちゃ良いものですよね! 愛が全てを解決するのだ、と言わんばかりの勢い!

 ラブコメっていうのはこういうのがいいんですって!

 

総評

 ストーリー・・・★★☆ (5/10)

 設定世界観・・・★★★ (6/10)

 キャラの魅力・・・★★★★☆ (9/10)

 イラスト・・・★★★ (6/10)

 次巻以降への期待・・・★★★★☆ (9/10)

 

 総合評価・・・★★★★(8/10) めっちゃ萌える!!!!!

 

※星評価は10段階。白い☆で1つ、黒い★で2つ分。★★☆だと評価は5、★★★★★だと評価は10ということになります。基本的には「面白さ」よりも「わたしが好きかどうか」の評価になります。評価基準に関しての詳細は以下のリンクより。

新作ラノベ感想の「総評」について - ぎんちゅうのラノベ記録

 

 最後にブックウォーカーのリンクを貼っておきます。気になったらチェックしてみてください。

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