今回の感想は2022年9月のファンタジア文庫新作「断頭台の花嫁 世界を滅ぼすふつつかな竜姫ですが。」です。
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あらすじ
『判決。呼称番号FF03-100、伊良子燐音を死刑とする』
世界を滅ぼす〔災厄〕として、少女は【断頭台】へと移送された――はずだった。
奇跡か運命か、彼女を乗せた航空機は何者かに撃墜され、少年・太宰龍之介の眼前に《竜》が降り立った。
人類の危機を救うために、私とケッコンしてください」「!?」
《竜》の少女・燐音の暴走を鎮め、人類滅亡を避く唯一の方法は、龍之介が彼女と《結合魂魄術式》-略称:ケッコン-を結び、愛しあうこと!?
かくして、世界を救うためのふたりの同居生活が始まっ――
「もはや我々は番〈つがい〉です。私のこと、好きにしていいんですよ」
……このドラゴン娘、毎晩ふとんに入ってくるので困ります。
感想
ザ・王道といった感じのファンタジー作品でしたね。
世界の厄災となってしまう少女たちとそれを救う青年の物語。
物語の導入からラストまでテンポ良く、伏線も丁寧に置きつつ、山あり谷ありの展開で進行していったと思います。王道の面白さが保障された設定を上手く扱っている、正当に良い作品って言えると思いました。
ただ、個人的に読む前のイメージと違った点があるとすれば、ヒロインが複数であるということ。あらすじだけを見れば、竜のヒロインとのイチャイチャ感が強いように感じたのですが、そうではなく。ドラゴン娘以外にも同様の厄災となる少女がいるみたいで、主人公だけがそれを救えるというものでした。
なので、おそらく今後も幻想因子を持った少女たちを主人公が救うでしょうし、既に三人の幻想因子を持ったヒロインが主人公に好意を寄せているのが見えましたし。
なのでファンタジー作品の1体1恋愛を求めていたわたしとしては、そこがちょっと残念な感じでした。
総評
ストーリー・・・★★☆ (5/10)
設定世界観・・・★★★ (6/10)
キャラの魅力・・・★★★ (6/10)
イラスト・・・★★★ (6/10)
次巻以降への期待・・・★★ (4/10)
総合評価・・・★★(4/10) 全体的に王道を上手く調理している作品。ただ、個人的にはイメージ違いが……。
※星評価は10段階。白い☆で1つ、黒い★で2つ分。★★☆だと評価は5、★★★★★だと評価は10ということになります。基本的には「面白さ」よりも「わたしが好きかどうか」の評価になります。評価基準に関しての詳細は以下のリンクより。
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