ぎんちゅうのラノベ記録

主に読んだライトノベルの感想を書いています。

【新作ラノベ感想part39】妹はカノジョにできないのに

 今回の感想は2022年5月の電撃文庫新作「妹はカノジョにできないのに」です。

 ※現在3巻まで刊行中(2022年11月)、3巻まで読了済み

妹はカノジョにできないのに (電撃文庫)

※画像はAmazonリンク

 

 

あらすじ

 桜羽雪季は世界一可愛い妹だ。中学生ながらモデル顔負けの美少女で、胸の発育もばっちり、おまけに性格も良い。

 

「ゲームやりましょう! 今日こそはお兄ちゃんをボコしちゃいますよ!」
「ふふふ、どうですか? お兄ちゃんの好きそうな服を選んでみました」
「お兄ちゃん、一緒にお風呂に入りましょ? たまにはいいじゃないですか♪」

 

 だけど、家ではまだまだ子供。
 俺にとってはいつまでも可愛い妹だし、兄妹のスキンシップを楽しんでるだけ。
 そう思っていた……。

 

 だけどある日、俺たちが実の兄妹じゃないと衝撃の事実が明らかに!
 妹はカノジョにできないはずだった……でもこれじゃ、話が違う!?

 

 何があっても最後には“絶対に”妹と結ばれるラブコメ

 

感想

 あー、このズブズブにお互いに依存しきってるというか、生活や日常にお互いがいないとダメな兄妹関係っていいですね!!

 兄妹という事実を失ってそれでも変わらず、けれど少しだけ変わってさらに溺れていく関係性。
 もうとりあえず結婚してはどうでしょうかね?

 

 1巻読んで最初の感想がコレ。共依存兄妹が本当に良い。そして、兄妹で固まりきっていた関係が変わっていく様子よ。

 

 そんな本作のキーとなるのは妹とカノジョ、二人のヒロインとの関係性。

 兄妹じゃないのに超えられない二人。兄妹だったのに超えてしまっている二人。じゃあもう前者も超えちゃっていいんじゃないですか? とは言いたいですが、まぁ感情とか理性とかが追いつかないでしょうね。非情に難しいこと。

 2巻3巻と続く中でさらに家族関係、人間関係は複雑に歪んできていますから。一体今後どうなるのか予想もできない。

 

 あとこの作品で言いたいのは。

 内容だけでなく、イラストからしてえちえちというお話。

 なんというか「こんなドスケベな体しやがって!!」とか言いたくなる感じなんですよ。マジで最高ですよ。

 

総評

 ストーリー・・・★★★ (6/10)

 設定世界観・・・★★☆ (5/10)

 キャラの魅力・・・★★★★ (8/10)

 イラスト・・・★★★ (6/10)  ※正直えちえちで+星2コはしたい

 次巻以降への期待・・・★★★★ (8/10)

 

 総合評価・・・★★★☆(7/10) 複雑な妹とカノジョの関係性に先が読めない!!

 

 ※星評価は10段階。白い☆で1つ、黒い★で2つ分。★★☆だと評価は5、★★★★★だと評価は10ということになります。基本的には「面白さ」よりも「わたしが好きかどうか」の評価になります。評価基準に関しての詳細は以下のリンクより。

新作ラノベ感想の「総評」について - ぎんちゅうのラノベ記録

 

 最後にブックウォーカーのリンクを貼っておきます。気になったらチェックしてみてください。

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