ぎんちゅうのラノベ記録

主に読んだライトノベルの感想を書いています。

【読書記録】5月6日~12日に読んだ作品のお話

 今週も読んだ作品の感想をまとめていきます。

 

 

1:5月6日~12日に読んだ作品

 今週読んだのは以下の26冊ですね。

・この物語を君に捧ぐ
・やり直し令嬢は竜帝陛下を攻略中 3〜6 業務日誌
ご愁傷さま二ノ宮くん 1〜10
・おあいにくさま二ノ宮くん 1〜7
・聖剣学院の魔剣使い 15
・バケモノのきみに告ぐ、
・組織の宿敵と結婚したらめちゃ甘い 2

 

2:読んだ作品についてのお話

 ※以下画像はAmazonリンク

 

この物語を君に捧ぐ

この物語を君に捧ぐ 【電子特典付き】 (講談社ラノベ文庫)

 過去のとある出来事から筆を折った高校生小説家の主人公が、あなたの担当編集をさせてくださいという後輩の女の子と出会って始まるお話。 
 割と序盤から先の展開の読める王道のストーリーではあったものの、その王道を1冊で非常に綺麗にまとめておりその熱がしっかり伝わってくる心震わせる作品になっていました。物語を通じて想いを交わし合う男女のボーイ・ミーツ・ガールって素敵ですね。

 感想全文は以下のブログ記事にてまとめています。気になったら見てみてください↓

【新作ラノベ感想part162】この物語を君に捧ぐ - ぎんちゅうのラノベ記録

 

やり直し令嬢は竜帝陛下を攻略中 3〜6 業務日誌

やり直し令嬢は竜帝陛下を攻略中6【電子特典付き】 (角川ビーンズ文庫)やり直し令嬢は竜帝陛下を攻略中 業務日誌【電子特典付き】 (角川ビーンズ文庫)

 3巻感想

 帝国での兄弟姉妹のいざこざはまだまだ続きますね。異父兄であるヴィッセルが動き出し、そこにクレイトスの南国王も介入していて、ジルは生まれた黒竜のお世話だってしなきゃいけないのに問題が次から次へと起こる。
 そんな中でもジルを竜妃だと認めさせるためにハディスが自らの実益も兼ねたパン屋修行などと言って行方不明になって、ジルが動くための理由をつけてあげるのは今回非常に良いアシストだった。妻を立てる……妻に跪く……、というか妻の足蹴にされる夫らしいやり方です。
 そして彼自身、今回はジルのためにやったことで特に意識していないことだったのに、助けた人たちから感謝されているのを見ると、やっぱりやればできる人ではあるんだなと再認識。今回は総じてハディスの好感度が上がる巻でした。

 

 4巻感想

 ジルは結局殴って全部解決するんですね!

 流石に今回の収め方は力技すぎて笑いますよ。

 今回はジルの実家に結婚の挨拶に行く話……、だったのだけど、国の主要貴族であるサーヴェル家の立場や、ジェラルドや南国王それぞれのクレイトス側の目論見、さらには女神と竜帝竜妃の問題が加わってくるともう状況が大渋滞という感じだったのに、結局それを全部殴って収めるのがジルのスタイルだったというお話。

 勝手に1人で悪役を買ってどっかにいくハディスはふん縛って、クレイトス側の王子と国王もとりあえず一回はっ倒した上で、結婚認めてくれますね? って言うのあまりに脳筋過ぎて好き。

 またそんな騒動の中でも南国王たちに一矢報いる大活躍をしていたナターリアさんすごかった。

 

 5巻感想

 士官学校の先生になるジル……、あっ、察し。 と言った感じですね。

 だってクソ生意気な子どもたちの指導方法なんて1つしかないですよね? ただそれに関してソテーが子どもたちをメタメタにして先生呼びされてるのは笑いました。強すぎでしょこの鶏。

 そしてまだまだ兄弟いるのかこの国はとか、またハディスは家でジルを待つお嫁さんムーブかよとか、そういうツッコミもしたくなるポイントが多々あるのもこのシリーズで好きなところです。

 あとは徐々に女神と竜帝の因縁、兄妹の愛と理というものが分かってきてまた一段面白くなってきました。

 

 6巻感想

 遂にはこの子後宮にも殴り込みしちゃったよ……。

 本当にジルは殴って解決できる場所はそうするよね。

 ただ今回に関しては、家族問題が根深いハディスを想うからこそ、真実を有耶無耶にするため強引な手段を取らなきゃいけなかったところはあるので。そういう意味ではジルのカッコよさが際立ってましたように思います。こんな強いお嫁さんはもう最高に素敵だし、ハディスがジルに惚れまくるのも納得しかできない。とはいえ、暴力、脅迫、暴食が特技のお姫様というのは改めて考えてもひどい気はするけど()。

 最後にはクレイトスでの女王即位、ナターリアとジェラルドを巻き込んだ大事件が起きて、中々次が波乱の予感。

 

 業務日誌 感想

 短編集。1〜4巻までの本編に差し込まれなかった話がアレコレあって。個人的にはソテーとくま陛下との出会いのやつが好きでしたね。ジルは、真面目に最初はソテーを食おうとして育ててたのかと思うと……、あはは。ソテーはきっと今の最強軍鶏になるためにめちゃくちゃがんばったんやろうなぁ、と思うと苦笑いが出てきます。

 それからハディスがお世話になったパン屋さんのその後や、ジルの結婚挨拶時のサーヴェル家の家族視点でのアレコレは本編読んだ後で見ると良いなと思えるエピソードばかりでした。

 あとは、日常短編というお話が多かったので基本的に癒やされる1冊でした、という感じですね。

 

ご愁傷さま二ノ宮くん 1〜10
おあいにくさま二ノ宮くん 1〜7

ご愁傷さま二ノ宮くん (富士見ファンタジア文庫)おあいにくさま二ノ宮くん1 (富士見ファンタジア文庫)

 ご愁傷さま1巻

 姉に頭が上がらない主人公二ノ宮くんが、ある日サキュバス体質のヒロイン月村真由とその兄美樹彦との同居を強制されるお話。見ず知らずの女の子との同居、しかもサキュバス体質だなんてとんでもない、そう思いながらも姉には逆らえず真由とともに過ごす日々。しかし、その実態はと言えば、幼い頃に真由の体質で生気を吸われたことで記憶を失った二ノ宮くんと、同じく好きな男の子を傷つけてしまったことで記憶をなくした真由の二人を再開させてくっつけてやろうとする二人の姉と兄のお節介。未だ思い出す気配のない二人だけど、それでも順調に仲を深めているようで……、と今後が気になります。

 ただ、あれですね。好きになれる要素が一切ないどころか完全に悪役お邪魔キャラでしかない高飛車お嬢様とか、悪ノリというか主人公への仕打ちのヤバすぎるクラスメイトとかが、すっごい時代を感じさせる。

 

 ご愁傷さま2巻

 今回は高飛車お嬢様の巻。何故彼女があそこまで二ノ宮くんに当たりが強いのかが判明。過去に出会っている出来事を、真由との一件で完全に忘れてしまっているから……、そう聞いてしまうと彼女も彼女でなかなか不憫な状況ではありますね。ただ、それにしたって前半パートの言動はクソだるかったけど……。

 現状の二ノ宮くん的には真由との記憶は思い出せずも仲を深め、逆にお嬢様の方は過去の記憶を思い出すことで急速に意識してしまい、と面倒くさい状況になってしまっているようで……。どうなることやら。

 

 ご愁傷さま3巻

 いや、ごめんなさい。このお嬢様ガチで無理です。本当に生理的に受け付けないレベルでキツい。これがWヒロインの片方っていうのが受け入れられない。惨めに負ける悪役ヒロインの間違いではないかと疑ってしまう。たった1冊でここまで嫌悪感を抱いたヒロインは初めてです。

 本当にずっと言ってますけど。自分の気持ちを打ち明けられないのに、周囲のヒロインに当たるのやめません? そういうことするならせめてヤンデレとか然るべき属性になってきて。そうでもないのにただ自分の好きな人の側にいる女が気に入らないという理由だけであれほどの人格否定じみた暴言を吐けるのは、人としての在り方を逆に尋ねてみたいよ。あなたが好きな人に覚えてもらえていない辛さだとか立場の重責があるのはよく分かるけど。そんなのは何の言い訳にもならない。何の事情も知らないくせに、って相手も同じこと思ってるから。何自分だけ特別辛い立場にいると思ってるんだ。読者から見たら、お前は命の危機に関わる難病を患いながらも必死に生きている女の子に、お前は生きている価値がないからさっさといなくなれ、って言ってるんですよ。あまりに倫理観が終わってるよ。

 とりあえず素直に告白とかしたらどうですか?

 あなたの場合もはや「言えない」じゃなくて、自分から「言わない」だけでしょ。それで周囲に当たり散らして、喚きまくって……、マジで見てて無理。

 もはやこんな女を相手にもしっかり悩める二ノ宮くんや、まともに恋敵として相手にしようとする真由が聖人か神様に見えてきますね。……いや、二ノ宮くんに関してはこのお嬢様の真由に対する暴言罵声を聞いてないから……、まだ普通に見えてるだけか。あれ、そうなるとこのお嬢様、好きな人の前ではうるさく喚き散らすことで真由との交流を邪魔して、好きな人がいなくなると途端に真由の人格否定をして排除しようとしていることになりますか? ……ああ、やっぱり無理だ。こんなヒロインどうやっても好きになれない。

 

 ご愁傷さま4巻

 3巻であれだけクソ女っぷりを晒した女とのデート回をまるまる1冊分見せられるって何の拷問なんでしょうか? もうマジでこのお嬢様口を閉じてさっさと消えてくれないかな? と思いながらずーーーっと読んでいました。真由があまりに可哀想ですよ。文字通り命に関わる状況にあるのに、自分の唯一の希望になった好きな人が他の女とデートするの見ることしかできなくて、その間だってずっと体に不調が出てるのが目に見えて、もう痛々しくて見ていられないんですけど……。

 お嬢様は地獄に落ちても生温いくらいの絶望を味あわせて、真由がちゃんと幸せになるためにはどうすればいいのでしょうか?

 

 ご愁傷さま5巻

 もはや読めば読むほど性格の悪さを露呈していくお嬢様。だってこいつ言ってることが真由が何をやってもイライラするくらい大嫌いなので虐めまーす、ってことでしょ。もはや言いがかりじみた八つ当たりもここまで来るとすごいわ。自分の感情も整理できず、言葉の暴力を浴びせることしかできないとか……、嫌いなら嫌いでもいいし、仲良くしろとも言わないけど、流石にその態度はないわ。そもそも好きな相手に向ける態度だってとてもそうとは思えないものだし。お嬢様としてのカリスマだとで周囲の人間には好かれているようだけど、読者からしたら性格の悪い所しか見せられないから好きになる要素皆無なんだよな。こんな女だけは絶対に選びたくねぇと思う。

 とりあえず今回真由の事情をある程度聞いて理解してくれたようですから、諦めて身を引いていなくなってくれませんかね……、え、いなくならない? そうですか……、まだこのお嬢様を見続けなければならないのですね。わたしがこの作品世界にいたら何が何でもこのお嬢様を5656してやるのに……。

 

 ご愁傷さま6巻

 二ノ宮くんの修学旅行。というわけで、先輩であるクソお嬢様は蚊帳の外! ああ、なんて平和なんでしょうか! このまま自然と影が薄くなってフェードアウトしてくれたら最高ですよ!

 更に修学旅行夜のお風呂覗きや女子部屋に潜入に熱を燃やす男子たちのコメディの裏側で、他のサキュバス体質な男女がそれぞれ二ノ宮くんと真由を狙うというシリアス展開が始まっていて……、この体質にまつわる話もまだ根が深そうだぞという部分で面白くなってきたと思います。果たして二ノ宮くんと真由は自分の心を守り切れるのか。

 

 ご愁傷さま7巻

 サキュバス体質に関して、神精なるものの正体へ徐々に深まる修学旅行後編。二ノ宮くんと真由、それぞれを狙うたすく&いろり兄妹……、一体どうなるんだ?

 と思ってたら、この人たち思ってたより良い人でしたね。というか、真由を籠絡しようとしても全然靡かないし、お家の事情とはいえ本当は好きな義妹が他の男とイチャイチャしてるしで、内心イライラとモヤモヤが爆発しそうな関西弁イケメンたすく君が見ててすっごい楽しい。ただの悪役かと思ってたらサブカプ枠だった意外性よ。

 やっぱりこの作品はあの青髪だけが生まれついての純粋悪だとよく分かりました。青髪、いいぞお前もういなくなっても。

 

 ご愁傷さま8巻

 本編のシリアスはどんどん加速してきた。

 今回は、とにかく二ノ宮くんだけが遅すぎたかな。読者からしたらもうずっと分かってる真由の問題があって、そのために姉も真由の兄も必死になってヒルダという希望を取り付けて、そんなヒルダが二ノ宮くんにチャンスをやるのだと言って。そんな状況でも尚最後の最後まで何も気づけないのは……、もちろん真由が隠し通したからではあるけれどね。そういう意味で今回のハイライトは間違いなく彼女の愛だった。そしてその裏でずっと見守ってた姉と兄も、やっぱりこの作品では強いなと再認識しました。

 それはそうと妹の手のひらで転がされてるたすく君、見てるの楽しい。めっちゃ良いサブカプ。サキュバス体質らしい恋愛観が尺短いながらによく発揮されてる。

 

 ご愁傷さま9巻

 遂に最終章ですね。二ノ宮くんと真由、そして青髪クソお嬢様、三人の過去へと一気に踏み込んでいく巻。

 幼い頃共に過ごした記憶が明かされ始めて、何故記憶が失われたかの核心は次回に持ち越しか? その幼少期の思い出を見ると、わたしが血を吐くほどには嫌いなお嬢様が昔からその性格の悪さが変わっていない……、と言おうと思いましたが。幼い頃であれば、気に入らない相手に突っかかるのは別に自然ですし、そんな中で案外真由と二ノ宮くん三人との時間を深めているのはむしろ健全でいい具合にWヒロイン作品やってるじゃないかと思えました。

 なのであのお嬢様、歳を重ねてもその精神性がまるで成長していないのが問題なんだなと。そう思えば、案外このお嬢様を許して……、はやれないですね。わたしとしては二ノ宮くんは真由を救えばそれでいいと思うのですが、まぁ二ノ宮くんの心情的には無理そうかな。最終巻どうなるか。

 

 ご愁傷さま10巻

 いやぁ、これはすごいですね。

 最後の最後でぎゅーっとまとめてよくもここまでのハッピーエンドに導けたなと。この最終巻で姉や父親に関する確執とかも回収するわ、メイン三人の過去も全部収束させるわ。設定はごたごたしてはいたけど、最終結果として最後の1巻では想像できないほどに賑やかな家族が一同に集まる場ができたと思うと、本当に見事ですよ。

 そしてわたしがシリーズ通して毒を吐きまくって来た青髪お嬢様が、全部の記憶を戻してようやくまともになったというか……、よりを戻したというか。個人的には3巻4巻の好感度マイナス分は一生解消されませんが、それでも二ノ宮くん、真由、麗華の三人の過去を通じて辿りついた未来を見ると良いと思います。

 二ノ宮くんは周囲の状況や失われた記憶に振り回され、物語でも常に真相からいちばん遠くに追いやられて、見てる側としても不憫な主人公だなと思ってましたが。それでも最後ちゃんと決めたの偉い。サキュバス体質で始まったお話でWヒロインモノとしては二人とも選ぶのは完璧な答えでした。よくやった。

 

 おあいにくさま1巻

 短編集。あの青髪お嬢様の登場シーンがほとんどなく、比較的穏やかな気持ちで読むことができました。挿絵を見たときにはこのお嬢様の首を捻り切ってやろうかと思ったりはしましたが、些細なことです。

 それはさておきやっぱり真由はめちゃめちゃ可愛いですね。本当に良い子。健気過ぎて心配になっちゃう。ただ、風邪の看病にここまで向かないのは……、サキュバス体質って大変だなぁと。そして真由は絶対に気づいていないそれで弟をいじめ倒す姉は、相変わらず過ぎて笑います。

 

 おあいにくさま2巻

 やっぱり短編集平和だ!

 作者から出番が与えられずあとがきでいじられる青髪クソお嬢様、もうそのままあとがきの番人してればいいと思います!

 短編集自体は、真由の天然真っ直ぐな性格が存分に発揮されたコメディ話が多くて読んでいて非常に楽しいです! 逆にコメディやや薄めでも、真由が日頃お世話になっている二ノ宮くんに何かプレゼントしたいと一生懸命悩んで、ちょっととんちんかんな方向になっちゃうみたいな可愛いお話も短編ではいいですよね!

 

 おあいにくさま3巻

 いや、真由可愛すぎですか。あのお昼寝回の可愛さは尋常じゃないでしょ。うたた寝した二ノ宮くん見て幸せ噛み締めて、ちょっと頭撫で撫でしただけで舞い上がっちゃって、最後は気を張りすぎちゃっていつものぱたんきゅーになってたけど。とにかくかわいい。というか、短編の真由、基本的に健気の塊みたいにできてませんか? 二ノ宮くんのためにがんばろう、みたいな気持ちで溢れまくってる。もちろんダイエット回みたいなちょっと意地になってたりするのも可愛いんだけど。

 

 おあいにくさま4巻

 短編日常、癒やされます。段々と安定感を感じるようになってきました。真由の健気で、ときに頑固な可愛いところを色々なシチュエーションで楽しめるようになってきてるといいますか。今回の占い話のようなちょっぴり暴走する感じだったり、魔性の女で墓穴を掘ってしまう感じだったり。サキュバス体質の研究を進める回みたいな真っ直ぐな愛情が見えるのもやっぱり可愛い。

 

 おあいにくさま5巻

 今回、ちょっとぶっ飛んだ話が多めでしたね。真由が回転する話と、真由が悟りを開く話どっちもどっちで謎すぎる展開。二ノ宮くんが謎の幸運に見舞われる話もそういう系かも。そして青髪お嬢様は完全に作者の玩具にされてて笑う。最初の話も彼女がメインのはずなのに、どう見てもやってることがただの悪役令嬢だし。猫回はキャラ崩壊と言われても仕方のない興奮っぷり。ただ、猫回とかのああいうのもっと本編で出せばいいのに……とは思ったかも。マジで二ノ宮くんと真由が関わると急にクソほど性格悪くなるから。

 

 おあいにくさま6巻

 今回は珍しく短編集なのに青髪お嬢様が出しゃばってましたね。それも本編の前の、彼女と二ノ宮くんの高校での出会いの一幕が描かれていました。ここから彼女のあの暴走が始まったのかと思うと……。

 それはそうと、今回の亭主関白のお話が好きでした。というより、こいつら何やってるんだ? 感が強くて、こういうの短編だからできるよねっていう空気が好きなんですよ。そういう意味では散髪の話、真由と青髪お嬢様が二人で必死に失敗したのを隠そうとするのとかも短編っぽくて良かったです。

 

 おあいにくさま7巻

 遂に最終巻。最後の話だけは、本編のその後っぽいところがありましたが、それ以外は基本的にいつもの短編。とりあえず二ノ宮くんが必死に隠そうとする薄い本の話、わたしもめっちゃえっちな本だと思ってました、ごめんなさい。この作品の男どもが本来そういうやつなのを利用して一本取られた気分ですよ。それから女教師真由やノーパン真由といったサービス回多めなのも、最終巻までこんな空気でええんか? というのがある意味この作品らしくて好きです。最後の結婚式は、イフ√というか、二ノ宮くんバッドエンドもアリだなって思って笑いました。

 

聖剣学院の魔剣使い 15

聖剣学院の魔剣使い15 (MF文庫J)

 なんとまさかの次回が最終巻!?

 どんどん戦いは激化して、クライマックスはもうすぐだと感じていましたが、次回で完結とは……、一体どうなるのか楽しみですね。

 とりあえず今回は引き続きレオニス、ヴェイラ、リヴァイズの三人の共闘でそこに獣王も参戦してくる展開が激アツ。セリアさん、シャーリ、ブラッカスたちレオニス配下組の戦闘はかなりギリギリの綱渡りで緊迫感あったけど、その打開の一手がまさかそこに繋がるかというところで面白かったですね。そしてこれまでは中々思うように見せ場のなかったレギーナさんが王族の力を託されて次回戦局をどう動かしていくか期待したいですね。

 

バケモノのきみに告ぐ、

バケモノのきみに告ぐ、 (電撃文庫)

 率直な感想として、シリーズモノの1〜4巻をスキップして5巻くらいの山場を見たような印象。ですので、それ相応の熱量や面白さは理解できたものの、やはりそれを一層引き立てる作品への没入をするためにはもう少しここまでのストーリーの掘り下げがほしかったなと。
 個人的な異種族恋愛の性癖を満たせなかったのもやや残念でした。

 ただ要素要素は光るものがあると思いますし、今回気になった掘り下げが進んでいけば感想が変わることは全然あると思いますので、今後に期待です。

 感想全文は以下のブログ記事にて↓

【新作ラノベ感想part163】バケモノのきみに告ぐ、 - ぎんちゅうのラノベ記録

 

組織の宿敵と結婚したらめちゃ甘い 2

組織の宿敵と結婚したらめちゃ甘い2 (電撃文庫)

 めちゃめちゃ面白かった!

 二人の馴れ初めを描く過去編。合コンで出会ったかつての宿敵という状況から始まる王道ラブコメ。鹿山やシスコンお兄さんというキレッキレのギャグは健在として、ラブコメパートもこんなに高水準にできる作者の腕が本当にすごいですよ。

 そして二人の馴れ初めが、最初こそ普通に大学生らしく、あるいはちょっとした喧嘩ップルのように進んでいたけれど。律花は異能力者で狼士はそんな異能力者の宿敵だったことを忘れてはいけないというのを突きつけるような中盤からの展開よ。その在り方の差が二人の間に大きな溝としてあったのだけど、それをまさしく命をかけて飛び越えて愛を叫ぶ狼士くんのカッコよさたるや! 宿敵だったけど、宿敵だからこそ、好きになった関係性にある想いの爆発! もう最高! 本当にこういうの大好き! それにあの告白はマジで強い。異能力者の少女の心にいちばん刺さるんだよああいうのは。律花の心の奥にある氷をちゃんと壊して掴み取った狼士くん大勝利だよ、本当にカッコよかった。

 その他にも、律花のちょっとした仕草に狼士の友達の影響を受けている部分があったりするちょっとしたエピソードは可愛かったし。過去編をやって、それを全部今はいい思い出になってるよねって振り返る断章が差し込まれるのも二人の仲睦まじさを引き立てる味になってるし。シスコンおにぎりのイビリの度合いも初期と現在ではたしかに変わってるなって感じられて、でも本質的にただただ妹が大切だから狼士にこういうイビリをするんだろうなと分かる塩梅も素晴らしかった。

 とにもかくにも、全編通して満足感しかない2巻でした!

 

 

おわりに

 今週は26冊、GWの最終日で二ノ宮くんを一気に読んだものですごい量になりましたね。二ノ宮くんはシリーズまとめ感想もぼちぼち書いているので、これは書く書く詐欺ではなく記事作るはずです。

 来週は残ってる電撃文庫の新刊を読みつつ、何か過去作を読むかなと現在検討中ですね。

 

 とりあえず今週のまとめは以上です。