ぎんちゅうのラノベ記録

主に読んだライトノベルの感想を書いています。

【読書記録】5月13日~19日に読んだ作品のお話

 今週も読んだ作品の感想をまとめていきます。

 

 

1:5月13日~19日に読んだ作品

 今週読んだのは以下の9冊ですね。

・他校の氷姫を助けたら、お友達から始める事になりました
・私の初恋は恥ずかしすぎて誰にも言えない 2
・ほうかごがかり 3
・ひげを剃る。そして女子高生を拾う。 Another side story 三島柚葉
・ひげを剃る。そして女子高生を拾う。 Another side story 後藤愛依梨 上下
・Babel 1
・二番目な僕と一番の彼女 2

 

2:読んだ作品についてのお話

 ※以下画像はAmazonリンク

 

他校の氷姫を助けたら、お友達から始める事になりました

他校の氷姫を助けたら、お友達から始める事になりました (電撃文庫)

 お友達? お友達ってなんでしょう? 

 ちょっと頭がバグりますねこれは。

 いやだって想像してみてください、年頃の男女が毎朝電車の中であんな距離感で楽しそうにお話してるんですよ。それだけに留まらずちょっと電車が揺れて、体勢崩してぎゅってなったら女の子の方はとっても幸せそうな顔するんですよ。男の子の方も気恥ずかしさを覚えながらもそんな彼女を受け入れていて。もうそれは、どう見ても、恋人の、距離感なんだよ!

 ……というわけで、そういう作品なんです。読者の皆さまは是非温かい目で二人の恋路を見守りましょう。幸せいっぱいでした。

 感想全文は以下のブログ記事にて↓

【新作ラノベ感想part164】他校の氷姫を助けたら、お友達から始める事になりました - ぎんちゅうのラノベ記録

 

私の初恋は恥ずかしすぎて誰にも言えない 2

私の初恋は恥ずかしすぎて誰にも言えない(2) (電撃文庫)

 いやぁ、2巻もいいですね!

 双子の妹だけに限らない、幼馴染も姉も動き始めて恋愛泥沼化がハイスピードに進んでいく。兄妹では絶対に恋をしない、そんな建前を盾にしてはいるものの楓は気持ちを抑えきれてないし、そんな楓を前にしたら千秋は即オチ2コマ状態になるし、幼馴染は黙っていられないし。

 そして本作の恋愛模様が泥沼化するいちばんの理由は、TSだとか兄妹だとかそういうのじゃなく、そもそも全員性格に難アリだろと言いたくなるくらい自分の主張感情押し付けまくってるところなんだよなぁ……、と言いたくなるのが実に面白いですね。果たして誰が最後に押し切るのかの勝負、実に今後も楽しみです。

 それはそうとして、20回は無理や……、えちげ主人公でもそんなにできる男はなかなかいないぞ。(お姉ちゃんに精力増すための薬かなんか作ってもらったら解決できそうだけど)

 

 

ほうかごがかり 3

ほうかごがかり3 (電撃文庫)

 もう恐怖と絶望が止まらない。これまで以上に終点へと駆け抜けるような3巻でした。かかりの半数以上が死んでしまって。惺の意志を継ぎ、ほうかごの全てを敵にして啓の描き続けるという決死の覚悟があまりに重くて辛くて。本作は本当に子どもなのに……、と言いたいけど、逆に子どもだからこそ真っ直ぐでそれ以外がないと言わんばかりの純粋な願いばかりでもあるんですよね。だからこそそれがどんどん失われてしまうのが痛い。

 そして今回の個人的ハイライトは啓をいちばん側で支えていた菊の想いですね。読者から見える彼女の最後の姿がしーって秘密をする微笑みだったのは幸か不幸か。最後に啓が目にしたように、わたしたち読者は2巻表紙を見直したときどう思うのか。

 

 

ひげを剃る。そして女子高生を拾う。 Another side story 三島柚葉

ひげを剃る。そして女子高生を拾う。 Another side story 三島柚葉 (角川スニーカー文庫)

 三島後輩の恋に決着をつけるための後日譚。

 とめどなく吐き出される三島の気持ちがとにかく強かった。最初から相手にされないことが分かっていて、自分だって最初な嫌な先輩だって思ってて、それでも好きになってしまったのだと。正直、本シリーズで恋人になるなら三島後輩がいちばん良いのではないかと思っていたから悲しくはあります。それも最初から三島後輩の告白は受け入れられない前提で全ての話が進んでましたから、より一層に1冊かけての辛さが際立っていましたね。

 

ひげを剃る。そして女子高生を拾う。 Another side story 後藤愛依梨 上下

ひげを剃る。そして女子高生を拾う。 Another side story 後藤愛依梨 上 (角川スニーカー文庫)ひげを剃る。そして女子高生を拾う。 Another side story 後藤愛依梨 下 (角川スニーカー文庫)

 上巻感想

 神田先輩の台詞に全面的に同意というか……、これ何を見せられてるの感がすごいくらいに面倒くさいという感情しか湧き上がってこないですね。もう高校生とかでもないからデートシーンとかでも新鮮なときめきがあるわけでもなく。ずっと悩んで考えてごちゃごちゃしてんなぁと。

 そして新しい春、沙優がもう一度吉田に会いに来て……、という引きだったけど。三島後輩の話では、三島のことを一体吉田がどのくらい知っているのだろうかということを考えはしたけど、結局悩むこともなく、これから三島を知っていけれたらなんて想像もすることなく後藤さんが好きだからという理由で振ってたくらいですし。この上巻見れば一体吉田は後藤さんのことをどのくらい知ってるんだという話があるわけで。それでも後藤さんを好きというならもう話終わりじゃないですか。このシリーズでは最後に重要なのは誰が誰を好きかっていう事実しかないわけだから。今更、沙優が選ばれる未来が見えないから、果たして彼女を登場させてどうするつもりなのか。

 

 下巻感想

 うん、まぁ、そうですよね。

 という結末なので、そこに関しては文句ないですし、二人ともいっぱい悩んでようやく辿り着いた答えならそれが良いのだと思います。

 けど……、終盤の吉田と後藤さんはちょっと呆れて言葉が出てこなかったですね。何と言いますか、沙優の成長を強く感じる描写が多くて。彼女は自分の将来もしっかり考えるようになって、その上で吉田への想いに1つ区切りをつけようとして会いに来て。そんな彼女と吉田が最後のデートをして、答えを出す……そこまでは良いのに。何でその直後に沙優にあんな言葉を言わせるようなことするかなぁ? この作品はあくまで吉田が沙優の心を助けるお話で、その中で彼女の成長を見た吉田が自分にも思うことがあうような形だと思っていて、それで十分に収支の取れる関係だったのに。成長した、あくまで大人であろうとしている、そんな沙優に直接的な吉田の背中を押すような言葉を出させるとか、どうなってるんですか。吉田も後藤さんも大人として恥ずかしいと思わないんですか。

 そういう気持ちであのワンシーンだけは本当にひどかったと思います。

 とりあえず、拗らせた大人は面倒くさいということが分かった気がします。

 

 

Babel 1

Babel I 少女は言葉の旅に出る (電撃の新文芸)

 ある日突然異世界に転移してしまった少女、雫が魔法士の青年エリクと出会い、彼女が何故異世界に転移してしまったのかを知るための旅に出る。その中で様々な魔法事件に巻き込まれていくお話でした。

 異世界ではあるけど、話す言葉は伝わっている。しかし書き言葉は異なる。さらには異世界では国や大陸が違っても、言語が異なるなんてこともなく。雫の世界にある言語に興味を持つエリクとの会話でそう言った言語に関する差異が色々見えてくるお話で、バベルって言うタイトルは、それだけですごく興味が惹かれますね。。特にこういう環境であるからこそ、話している言葉が同じように聞こえていたとしても、果たして相手と自分は同じものを認識しているのだろうか。みたいなトピックが個人的には上手いな、と。
 話は始まったばかり、雫の謎やエリクの背景もまだ分からないことも多く、ここからどうなるかが気になるところですね。

 それはそうと、本来ならアンメモ本編を読んでいる段階で発売されたこの話をアンメモateを読んだ状態で見ると、当時と人とは違うニヤリが出てきますね。この頃のオスカーとティナーシャは、そういうときだったねって。この二人がこの先どう関わってくるかも楽しみです。

 

二番目な僕と一番の彼女 2

二番目な僕と一番の彼女2 (富士見ファンタジア文庫)

 なんかもうえっちすぎる。

 見てるだけで顔から火が出そうなくらいに幸せが溢れ出しているいちゃいちゃはあまりに純度が高すぎてある意味で体に毒です。思わずえっちすぎるなんて言いたくなってしまいました。

 1巻である程度綺麗な告白には至っていたけど、2巻ではそれ以降を描くことで、二人が今こうして二人でいることでそれぞれ強い心を持つことができているというものがしっかり伝わってきた。千夏の父親に関する感情、祖母のお見舞いに行ったときの出来事、そういうプライベートな深い部分で彼氏としてハジメの言葉や行動が彼女を支えているって分かるし。そんなハジメだからこそ千夏は恋したのだと読者も共感しやすい。後半の二番目に関する決着や、学校内でいちゃいちゃを憚らなくなる様子は、二人ともどうぞお幸せにとしか言えない。この二人が出会って結ばれたことが最高に素敵なことだと思えるラブコメっていいですね。

 ……まぁ、それはそうと口から砂糖吐きすぎたのでどこかで摂取して来なきゃ……、いや既に過剰摂取してたわ。じゃあもっと吐かなきゃいけない? あれ、どうすれば? いちゃいちゃの純度高すぎて頭バカになる。

 

 

おわりに

 GWも終わりまして普通の読書ペースに戻りました。

 ちょっと最近はめぼしい新作新刊がわたしの中ではあまりないので少しずつ積みの消化をしていますが、さて次は何のシリーズを読もうかなと少し悩んでいます。

 

 今週の読書記録は以上です。