遂に、本日12月31日!!
1年が終わってしまいます。
そしてこれが2023年最後の記事になりますね。
タイトル通り、今年1年間で読んだ作品から個人的ベストを振り返る。
ただそれだけの記事です。
1:1年間で読んだ作品
早速ランキング、といきたいですが。
まずは一年間でどのくらい読んだのかと、それを振り返っていきます。
ラノベしか記録していない読書メーターの画面をバンッと張りますと・・・

391冊ですね!
昨年よりはやや読了数減っていますが、何だかんだで1日1冊以上は普通に読んでいました。がんばりました!
読んだ作品一覧は以下の通りです
・探偵に推理をさせないでください。最悪の場合、世界が滅びる可能性がございますので。
・君を食べさせて?私を殺していいから
・推しの敵になったので
・私の初恋は恥ずかしすぎて誰にも言えない
・嘘つきリップは恋で崩れる
・現代転生した元魔王は穏やかな陰キャライフを送りたい!
・人類すべて俺の敵
・隣の部屋のダ天使に、隠しごとは通じない。
・私を選んで、あなたのキスで ~運命のカノジョは私だけ!~
・これが「恋」だと言うのなら、誰か「好き」の定義を教えてくれ。
・非科学的な犯罪事件を解決するために必要なものは何ですか?
・亜人の末姫皇女はいかにして王座を簒奪したか
・夏目漱石ファンタジア
・龍の子、育てます。
・小鳥遊ちゃんは打ち切り漫画を愛しすぎている
・竜胆の乙女
・マジで付き合う15分前 小説版
・魔王の元側近は勇者に転生しても忠誠を捧ぐ
・シスターと触手
・語学留学に来たはずの貴族令嬢、なぜか花嫁修業ばかりしている
・家で知らない娘が家事をしているっぽい。でも可愛かったから様子を見てる
・この物語を君に捧ぐ
・バケモノのきみに告ぐ、
・電脳バニーとゲームモノ。
・美少女フィギュアのお医者さんは青春を治せるか
・すべてはギャルの是洞さんに軽蔑されるために!
・グリムコネクト
・やがて英雄になる最強主人公に転生したけど、僕には荷が重かったようです
・彼女は窓からやってくる。 異世界の終わりは、初恋の続き。
・スタァ・ミライプロジェクト 歌姫編
・うちの清楚系委員長がかつて中二病アイドルだったことを俺だけが知っている。
・ゆるふわ先輩は枕で変わる
・多田くんは恋をしない テレサ・ワーグナーの事情
・ありあまる魔力で異世界最強
・ナメてるお嬢を俺がわからせた
・異世界エルフと京大生
・一週間後、あなたを殺します
・宮澤くんのとびっきり愚かな恋
・夜が明けたら朝が来る
・俺にだけ小悪魔な後輩は現実でも可愛いが、夢の中ではもっと可愛い
・異能アピールしないほうがカワイイ彼女たち
・七月の蝉と、八日目の空
・天使の胸に、さよならの花束を
・ソフィア、君は死んでいないのか?
・パジャマのきみと、教室で青春を
・極彩の夜に駆ける君と、目に見えない恋をした。
・後宮の死化粧妃
・ベル・プペーのスパダリ婚約
・星が果てても君は鳴れ
・自分をSSS級だと思い込んでいるC級魔術学生
・君を「ナツキ」と呼ぶまでの物語
・人妻教師が教え子の女子高生にドはまりする話
・神様のいるこの世界で、獣はヒトの夢を見る
・嫉妬探偵の蛇谷さん
・みみみみ -神手洗澪には未来が視える-
・死神公女フリージアは、さよならを知らない
・戦乙女たちと築く元・底辺村人の最強ハーレム
・がらんどうイミテーションラヴァーズ
・城塞幼女シルヴィア
・愛とか恋とか、くだらない。
・はじめよう、ヒーロー不在の戦線を。
・光属性美少女の朝日さんがなぜか毎週末俺の部屋に入り浸るようになった件
・ちゃんと好きって言える子無双
・壊れそうな君と、あの約束をもう一度
・小説 僕の心のヤバイやつ
・Tier1姉妹
・後宮見鬼の嫁入り
・よって、初恋は証明された。
・ヒロイン100人好きにして?
・僕はライトノベルの主人公
・銀河放浪ふたり旅
・エルフの渡辺
・隣の席の王女様、俺の前だけ甘々カノジョ
・妹は呪われし人形姫
・巡る冬の果てで、君の名前を呼び続けた
・エンバーミング・マジック 魔法を殺す魔法
・小柳さんと。
・七国殺し
・TSロリサキュバスの健全配信活動!
・幼馴染彼女のモラハラがひどいんで絶縁宣言してやった 1
・神様のお仕事 1
・リスナーに騙されてダンジョンの最下層から脱出RTAすることになった 1
・僕を振った教え子が、1週間ごとにデレてくるラブコメ 1
・俺の妹が最高のオカズだった ~いちゃラブしても真顔の妹に射精したい~
・ゴエティア・ショック 上下巻
・聖女先生の魔法は進んでる! 1~2
・毎晩ちゅーしてデレる吸血鬼のお姫様 1~2
・少女星間漂流記 1~2
・俺の幼馴染はメインヒロインらしい。 1〜2
・引きこもりVTuberは伝えたい 1〜2
・黒幕ゲーム 1~2
・これはあくまで、ままごとだから。 1~2
・こちら、終末停滞委員会。 1~2
・白き帝国 1~2
・魔女に首輪は付けられない 1~2
・恋する少女にささやく愛は、みそひともじだけあればいい 1~2
・蒼剣の歪み絶ち 1~2
・他校の氷姫を助けたら、お友達から始める事になりました 1~2
・許嫁が出来たと思ったら、その許嫁が学校で有名な『悪役令嬢』だったんだけど、どうすればいい? 1~2
・はてな☆イリュージョンR 1〜2
・人外教室の人間嫌い教師 1〜2
・私と陛下の後宮生存戦略 1〜2
・幼馴染に陰で都合の良い男呼ばわりされた俺は、好意をリセットして普通に青春を送りたい 1〜2
・ほうかごがかり 1~3
・月の白さを知りてまどろむ 1〜3
・いつもは真面目な委員長だけどキミの彼女になれるかな? 1~3
・双子まとめて『カノジョ』にしない? 1〜4
・Babel 1〜4
・後宮食医の薬膳帖 1〜4
・貴族令嬢。俺にだけなつく 1〜4
・断罪のイクシード 1〜5
・不完全神性機関イリス 1〜5
・S.I.R.E.N.―次世代新生物統合研究特区― 1〜5
・ひげを剃る。そして女子高生を拾う。 1〜5 Each Stories / Another side story 三島柚葉 / 後藤愛依梨 上下
・Unnamed Memory 1〜6
・Unnamed Memory -after the end- 1〜4 / Fal-reisia
・女同士とかありえないでしょと言い張る女の子を、百日間で徹底的に落とす百合のお話 1〜7
・子ひつじは迷わない 1〜6
・やり直し令嬢は竜帝陛下を攻略中 1〜6 業務日誌
・黄昏色の詠使い 1〜10
・ご愁傷さま二ノ宮くん 1〜10
・おあいにくさま二ノ宮くん 1〜7
・かくりよの宿飯 1〜12
・氷結鏡界のエデン 1〜13
・灼眼のシャナ 0~22、SⅠ~Ⅳ
・多元宇宙的青春の破れ、無二の君が待つ未来
・マスカレード・コンフィデンス 2
・飯楽園−メシトピア− 2
・少女事案 2
・リコリス・リコイル Recovery days
・第三皇女の万能執事 2
・私の初恋は恥ずかしすぎて誰にも言えない 2
・二番目な僕と一番の彼女 2
・推しの敵になったので 2
・天才女優の幼馴染と、キスシーンを演じることになった 2
・今宵も俺は女子高生と雑草(晩餐)を探す 2
・ドスケベ催眠術師の子 2~3
・獄門撫子此処ニ在リ 2~3
・カルネアデス 2~3
・幼馴染たちが人気アイドルになった 2~3
・組織の宿敵と結婚したらめちゃ甘い 2~3
・Kaguya〜月のウサギの銀の箱舟〜 2〜5
・負けヒロインが多すぎる! 2〜7
・負けヒロインが多すぎる! SSS
・Lie:verse Liars 俺たちが幸せになるバッドエンドの始め方 3
・スペル&ライフズ 3
・好きな子に告ったら、双子の妹がオマケでついてきた 3
・恋人以上のことを、彼女じゃない君と。 (終)
・結界師の一輪華 4
・ネトゲの嫁が人気アイドルだった 4
・青薔薇アンティークの小公女 4
・週に一度クラスメイトを買う話 4~5
・男子禁制ゲーム世界で俺がやるべき唯一のこと 4~6
・時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん 4〜9 4,5
・ひきこまり吸血姫の悶々 4~13
・死亡遊戯で飯を食う。 6~7
・龍に恋う 6~7
・変人のサラダボウル 6~7
・王様のプロポーズ 6~7
・私はサキュバスじゃありません 7
・メイデーア転生物語 7
・わたしが恋人になれるわけないじゃん、ムリムリ!(※ムリじゃなかった!?) 7
・わたし、二番目の彼女でいいから。 7
・公務員、中田忍の悪徳 7〜8
・お見合いしたくなかったので、無理難題な条件をつけたら同級生が来た件について 8
・神は遊戯に飢えている。 8
・ギルドの受付嬢ですが、残業は嫌なのでボスをソロ討伐しようと思います 8
・才女のお世話 8~9
・陰キャの僕に罰ゲームで告白してきたはずのギャルが、どう見ても僕にベタ惚れです 8~9
・男女の友情は成立する?(いや、しないっ!!) 8~10
・転生王女と天才令嬢の魔法革命 8~9 王宮秘話
・豚のレバーは加熱しろ(n回目)
・後宮妃の管理人 9
・VTuberなんだが配信切り忘れたら伝説になってた 9
・十三歳の誕生日、皇后になりました。 9~10
・お隣の天使様にいつの間にか駄目人間にされていた件 9~10
・声優ラジオのウラオモテ 10~12 DJCD
・継母の連れ子が元カノだった 12
・真の仲間じゃないと勇者のパーティーを追い出されたので、辺境でスローライフすることにしました 13~14
・西野 14
・聖剣学院の魔剣使い 15~16
・茉莉花官吏伝 16
・シュガーアップル・フェアリーテイル 銀砂糖師と紫紺の楽園/黄金の誓い
・魔王の俺が奴隷エルフを嫁にしたんだが、どう愛でればいい? 18~19
2:2024年マイベスト10!!
では、そんな1年間に読んだ作品からマイベスト、トップ10で紹介していきます。
※以下、画像はAmazonのリンクです。また作品タイトルはシリーズ1巻のブックウォーカーのリンクです。気になった方はチェックしてみてください。
10位
最初にランキグンインした作品はこちら!
「氷結鏡界のエデン」&「不完全神性機関イリス」!!
それぞれ全13巻と全5巻を今年読みました。
いきなり二作品同時の10位ですね。ただ、この二作品は完全に世界観を同一のものとしていてエデンの過去編がイリスという形になっているので、まとめてということにしました。
まずこの点が個人的に好きだったポイント!細音先生の作品は基本的にデビュー作の黄昏色の詠使いから世界観に繋がりがあるようで、このファンタジー世界の広がりとか無限大の可能性を感じさせてくれるところが好きでして。その中でも明確に内容がリンクしている二作品だからこそ、最も分かりやすく読んでて楽しいと思いました。
そして、2つ目の理由。これがいちばんの理由ですが、わたしは幼馴染と幼い頃の約束を果たすために努力するお話、大好きなんですよね!それにプラスして本作主人公シェルティスとヒロインのユミィ、二人は立場も違えば物理的に触れ合うことすらできない状況になってしまって、想い合っている二人が何故こんなふうに裂かれなければならないんだというもどかしさもシリーズ通して読みながら非常に胸に刺さるところでした。更にはシリーズ終盤ではラスボスの真実が明かされるのですけど、それによってユミィの想いの強さが一層深まって見えるという演出がありまして……、これがもう100点なんですわ。
というわけで、10位がエデン&イリスでした!(イリスの話ほとんどしてなくね??)
9位
続きまして9位はこちら!
「蒼剣の歪み絶ち」です!!
今年、1~2巻が発売された新作でして。
もう散々いってるのですが、
2巻ガチで面白かったんですよ!!!
何がそんなに良かったかって、個人的な異種族異種間の好きな点をしっかり描写してくれたことなんですよ。
それはすなわち「個人の努力でどうしようもない、普通ではないということ(他者との差異)に対して、どう向き合うか」というところで、本作では歪理物というものによって人生を歪められてしまった少年少女あるいはそもそも人間ですらない存在、それぞれがそれぞれの立場において自分が大切にするもの自分が成すべきことそれを考えて生きようとする姿がしっかり描かれていたのです。
そしてそれは1巻の異能バトルという非日常に、2巻の学園青春という日常がかけあわされたことによって、ようやくその全貌の一端が見えてきたと言う具合になっているので……、そりゃあもう2巻で評価が爆上がりするわけですよ。
歪み絶ち、最高や!!!
8位
そして第8位はこちら!
「Unnamed Memory」です!!!
今年1巻から読み始めて、最新のafter the end4巻、Fal-reisiaまで読ませていただきました。
そして何が良かったかは、もうブログ感想の方で散々言っているのでここで言う必要あるのか? と思いますが、改めて言いますとオスカーとティナーシャの関係性が最の高ってことですよね!
特にこの作品で注目したいのは、オスカーとティナーシャの二人だけで見ても無数の関係性が構築されていて、その結びつきが果たされるたびに二人の変わるところと変わらないところが分かってきてその魅力がより深くまで見えてくるところなんですよ。後日譚ateではまさにこの変化と不変のコントラストがどんどん加速する展開で、更には個人的大好きな人の道を外れていく人間の果てまで進む様子をそれはもう素敵に描いてくれるものだからやめられないとめられないって感じなわけですとも!!!
本編第1章の1~3巻、本編第2章の4~6巻、そして後日譚ateシリーズが1巻3巻4巻とまだまだ続いている本シリーズ、新年最初の1月にもate5巻が発売されるようで楽しみですね!!
7位
そして続く7位は
「Babel」ですね!
今年は全4巻読ませていただきました。
そして、本作はUnnamed Memoryと世界観を共有している作品でして、主な評価点でわたしの好きなところがそこだったわけでそして。
それならエデン&イリスと同じく同じ順位でまとめてもいいかと思うのですが、わたしの中ではどうしても「完結作品の方が評価が高くなりがち」というものがあります。それは単純に完結している方がいちばん面白いクライマックスを見ているから、未完結の作品はまだこの先もっと面白い展開があるんだろうからこの段階でそこまで絶賛していて大丈夫だろうか?という気持ちがあるからです。そのためBabelとUnnamed Memoryを並べるのはどうにも違和感があったため、順位は分けさせていただきました。
本作はまず第一に同一世界観ということで、アンメモ読んでいるだけでは気づかないような部分が深掘りされて世界の見え方が一新されてしまうあの感覚はきっと忘れることがないのでしょう。そしてBabelというタイトルで言語をテーマにした本作は言葉が持つ力や歴史的な意味という部分から、それが人の生きる世界の根底に根付くものであるという当たり前をオリジナルのファンタジー世界において描ききるというものが本当に言葉に出来ないような驚きがあり、この作品を読むことができて良かったなと言う気持ちが強いです。
こういう作品があるからやっぱりファンタジー作品は良いなと思えます。
6位
そして第6位、この辺りになると悩むのですが
「公務員、中田忍の悪徳」最終8巻、これです!
今年はラストの2冊、7巻8巻をまとめて一気に読ませていただきました。
本作は異世界エルフとの交流から始まり、相互理解の過程を何よりも重視して時にシュールで時にコミカルな様子で描いていたの印象的なシリーズでした。その時点で異種族というものと向き合う構図がわたしの大好物ではあったわけですが。
最終巻に向けた終盤では、徐々に異世界エルフの真実に近づく展開が待ち受けており、それを通じてここまで徐々に揺らぎつつあった中田忍という壁を一気にぶち壊したものだったわけですよ。そして中田忍が悪徳であるとしながらもその心が求めずにはいられない結末を掴み取る感情の爆発はこのシリーズを読んできた読者ならもう全員がその道を応援せずにはいられない!
最終巻でただ一人真っ直ぐに正面を見るタキシード姿の男、これこれが中田忍だ!この作品だ!最高ですよ!
5位
ここからが折り返し、
ベスト5になるわけですが、その先発を切るのはこちら
「豚のレバーは加熱しろ(n回目)」!!!
もう言うことはないです!
大好きなんだ、わたしはこのシリーズが大好きなんです!!!
豚さんとジェス、この二人が歩んできた道はあまりにも残酷で理不尽な世界の壁が多く立ちはだかっていて、どうしてそんなひどい仕打ちができるのかと思うことが何度もあったんですよ……。
でも二人はここまで来たんです。これから先も決して簡単な道のりではなかったでしょうし、問題はいくつもあったでしょうけど。それでも決して二人の絆と愛を断ち切ることはたとえ世界にだってできないのだと、それを証明してくれた!
4位
そして惜しくもTOP3入りができなかったのは
「ドスケベ催眠術師の子」最終3巻です!!!
4~6位で連続シリーズ最終巻なあたり、わたしの完結作品好きが溢れてますね。
本作は昨年新人賞デビュー作品として刊行されたシリーズですが、これが本当にデビュー作かと疑うレベルでクオリティが高かったです。そして2巻3巻と続く中ではその魅力をより一層にブラッシュアップしながら短いながら完結までやっているのですが、もう素晴らしいですよ。
そして内容はドスケベ催眠術なんていうぶっ飛んだワードが全ての軸にありながら、その上で描くのはどこまでも等身大の少年少女たちだった。変えられない生まれや過去を背負いながら、ドスケベ催眠術なんていうもので人生振り回されてきたけれど、それでも家族に、他人に向き合って生きるという力強さと想いで満ちあふれていたのですよ。
特に最終巻では主人公のサジくんと、彼が出会った少女セオリちゃん。この二人だからこそ理解し合える想いとその叫びが本当に胸に突き刺さった。同時にドスケベ催眠術師であった真友の決して間違ってはいないけれど決定的にズレていたアンビバレンスが本作を象徴するように存在するダブルパンチ、二重の極みでわたしはもう完全にノックアウト。
昨年発売の新人賞作品では圧倒的な第1位と言ってもいい、本当に傑作でした!!
3位
遂にTOP3が来ました
まずは「こちら、終末停滞委員会。」ですね!!!
今年発売の逢縁奇演先生の新作で、
とにもかくにも面白い!
その一言に尽きます。
初手からエンジン全開フルスロットルのオリジナル世界観を展開していき、良いから黙って俺に付いてこいと言わんばかりの勢いで物語が進んでいくんですよ。それは作者の持つ好きと面白いの奔流、読者に直接興奮を叩き込むかのような感覚。頭で理解するより先にこれこそが求めているものだと心がわからせられてしまう。
何が良いとか、何が面白いとか、そういう問題じゃあないのです。
全部。
もう全部が最高なんです!
2位
第2位はこちら
今年1~3巻読ませていただいたわけですけども……、
もう正直何て言えばいいか分かりませんが。
サァリーディという女に脳を灼かれました。
神様として、一人の少女として、ヒロインとしてあまりに完成しすぎていて。
こんな女を前にしたら誰だって頭おかしくなるに決まってるんですよ。
抗いようのない光で魔性の魅力というしかないでしょうね。
脳を灼かれました。
1位
最後、今年のわたしの中のこれがベストだと言える作品。
「子ひつじは迷わない(主に2巻)」ですね!!!
今年、全6巻読んだわけですが。
その中の2巻、VSかぐやテストが本当にわたしの心に残ってしまって。
それだけで問答無用今年の1位と呼べるものになってしまいましたね。
本作は生徒のお悩み相談を通じて自らの心に向き合う三人の少年少女たちを描くお話でして。基本的には短編形式のお悩み相談。そして断片的に聞いた情報から相談者の抱える人間関係を解き明かす安楽椅子探偵ミステリのような構成をしているのが特徴的でしたね。
そしてこの作品は、メインとなる三人。主人公の成田、ヒロインの仙波と佐々原。三者三様に人付き合いに対する向き合い方が違うことで生まれる齟齬があることによって、事件の推理と解決がシンプルなイコールで繋がらないという構成にこそその魅力が詰まっていたのだと思います。単純に事件としてみても、あくまで解決するのは人の悩みであるのだから、大事なのは真相ではないということ。そして相談を受ける側もまた、それぞれの価値観があるからこその言動で反発し合ったり、あるいは心を動かされたり。
それはまさしく青春。そして人と人の物語で素敵なものだったと思います。
が、それはそれとして。2巻のVSかぐやテストはガチで素晴らしかった。
マジで2巻だけでいいから読んで欲しいと思うくらいです。
3:番外編(新作ベスト10)
ここからは番外編として、
今年読んだ新作のみで10作品を選ぶななら、というのを考えてみました。
まず1位2位は既にベスト10にも入っている「こちら、終末停滞委員会。」と「蒼剣の歪み絶ち」で確定でしょう。
その次にわたしが好きだった、面白かったと思う作品を挙げるなら
「よって、初恋は証明された。」「ほうかごがかり」の2つになるでしょうか。これが3位4位ってことになりますね。
前者のよって~は「豚のレバーは加熱しろ」が大好きなこともあって、その逆井先生の新作だからというバイアスは存分にかかっていることを自覚しています。逆井先生らしいヒロインの魅力やコメディの描き方、ワードチョイスのセンスというのはこの新作でも存分に発揮されていましたからね。
それを踏まえた上で、内容面でもミステリ×日常の不思議を考える青春模様を描くというテーマが見事にマッチしている1冊の完成度が高さを鑑みれば、やはり今年の新作の中では飛び抜けて良かった作品と言えるのではないでしょうか。
そして後者のほうかごがかりについては、面白いとか越えて読者を読ませる力がすさまじい作品でした。なにせわたしにとっては決して好きなジャンルでもない、好きな雰囲気でもない作品であるというのに、それでも思わず読み耽ってしまうというのはまさしく「怖いもの見たさ」を体現したような作品だったと言えると思っています。現在3巻まで刊行中で、次回の4巻からは新章開幕ということもあって今度はどんな内容が待ち受けているのかと既に戦々恐々ですよ……。
それから5位~7位、
素直に心に思い浮かんだものから素直にアウトプットしていきますと、
「俺にだけ小悪魔な後輩は現実でも可愛いが、夢の中ではもっと可愛い」
「エルフの渡辺」
の3作品ですね。
それぞれ
「環境と世界にボロボロになるまで酷使された少年少女が、それでもたった一つのお互いを愛する気持ちの欠片だけは手放すことのなかった超純愛」
「夢の世界というワンアクセントを加えるだけで、ラブコメの甘々と焦れったさを一挙両得することに成功し、その2つの味わいをループさせるラブコメ永久機関を誕生させた作品」
「日常の中に潜むファンタジーに対する当事者たちの意識の違いによって生まれる両想いラブコメのあまゆる~な空気と、ルフという存在を知っていく真面目パートの差がまさしく異種族恋愛って感じの作品」
といったところでしょうか。結局、恋愛というのは読んでて楽しいんだ。特にわたしのような異種族恋愛とか大好きな人間はファンタジー要素があったり、ちょっと普通の人間とは違った存在や状況にいる人がその恋愛の当事者になっているのを見るともうニマニマが止まらなくなりますよね。
そして最後の8~10位、
選ぶならこの3つでしょうか
「白き帝国」
俺の幼馴染はメインヒロインらしい、は文字通りの幼馴染ラブコメ作品です。そして本作はそれが最大の魅力になっていました。すなわち「幼馴染しか勝たん」という意志、それがさも世界の真理であるかのような幼馴染至上主義のオーラを作品全体から放っているのですよ。ここまで真っ直ぐに幼馴染への想いを見せられたら、もう両想いの幼馴染大好きなわたしは満足するしかないのです。
続く、白き帝国は評価点としてはほうかごがかりと似ていますね。戦記物で死者も多数出るような容赦のないシビアな物語は、わたし個人の好みで言えば「もっと平和にしてくれよ~(泣)」という感じなのですが、それでも確かな面白さと読者を引き込むリーダビリティの高さがあるためつい読まされてしまう作品です。
そして、最後の亜人の末姫皇女に関しては、ベスト10におけるBabelと同様の理由で好きな作品ですね。つまりは圧巻の世界観構築です。本作は短編形式でそのファンタジー世界における伝承とそれが連なる1つの大きな歴史を描く神話のような形式になっており、こういう作品を読むたびに「なんでこんな1から世界を作り出すようなことができるのか」と感嘆の息が出て止まりませんよね。
といった感じで、2024年の新作良かった作品はたくさんありますがその中でも特にという10作品を選ぶと以上のようになります。各作品画像はAmazonリンク、タイトルはブックウォーカーのリンクになっていますので、気になったらチェックしてみてください。
おわりに
今回は2024年に読んだ作品を振り返って個人的なベストを選んでいきました。
結果は既に見ていただいた通りで、これ以上言うことはないのですが。
最後の余談として、今年の中で思い入れ深い作品もいくつかお話しさせてください。
まず今年読んだ長編シリーズに関しては「灼眼のシャナ」や「黄昏色の詠使い」「かくりよの宿飯」はどれも楽しく読ませていただいた作品になりますよね。
ベスト10では細音先生のエデンとイリスを入れましたが、これはもう本当に単純で主人公ヒロインが黄昏色よりエデンイリスの方が好きだったからと言う理由ですよ。そしてかくりよに関しては「メイデーア転生物語」「浅草鬼嫁日記」などを既に読んでいて、いつかは読まねばと思っていた友麻碧先生の代表作なわけですが、ようやくその目標達成でした。メイデーアも今年7巻が発売されて、1つ大きな区切りがついたので今後楽しみですよね。
それから長編シリーズといえば「ご愁傷さま二ノ宮くん」も忘れがたいです。Wヒロインのラブコメ作品なのですけど、そのうちの片方の性格がもう本当に受け入れがたいほどで怒りが湧いてきてしまって……、だというのに作品としてはちゃんとWヒロインとして見事な収め方をして納得せざるを得ないという、感情と理性の二律背反ががが……、っていう作品でしたね。
それから、わたしはしばしばシリーズモノが途中で読むのが止まっている作品もありましていつか続きを読もう読もうとは思うのですが上手くいかず。それでも今年は「ひきこまり吸血姫の悶々」「負けヒロインが多すぎる!」の2作品は最新刊まで追いつけました。
あとはTwitter(現X)の方のご縁で、夢見里龍先生の作品を3つ「後宮食医の薬膳帖」「後宮の死化粧妃」「後宮見鬼の嫁入り」 いただいたことも忘れてはいけな思い出にありますね。いずれの作品でも作者様の描きたい内容が明瞭な後宮作品でして、個人的な好みでは後宮見鬼の嫁入りがいちばん好きなものでした。そして全て感想をTwitterの方であげているのですが、その度に夢見里先生からのコメントをいただいて、そこに人柄の良さがにじみ出ているのですよ。毎回「こんな感想で大丈夫ですか?ごめんなさいっ!」って気持ちでスマホの前で頭を下げていました(笑)
最後には、新作で個性的な作品に触れておきたくて、その中でも「小鳥遊ちゃんは打ち切り漫画を愛しすぎている」「僕はライトノベルの主人公」は良かったですよね。前者はラノベ作品でラノベ作品というものに対する言及のあまりの鋭さに「それ言っちゃって大丈夫?笑」って気持ちが止まらなかったり、後者はメタフィクションというテーマで突き抜けて作品構築をしていた新作として非常に新しい記憶にあります。こういう作品がラノベで色々増えてくれたら良いなぁと個人的には思っています。
と、まだまだ語りたいことはありますが、ひとまずはこのくらいで。
今年の振り返りとしては十分なのでは無いでしょうかということで、終わりにします。
また来年もだらだらとラノベ感想を書いていきます。
どうぞよろしくお願いします。




















