ぎんちゅうのラノベ記録

主に読んだライトノベルの感想を書いています。

【新作ラノベ感想part226】小柳さんと。

 今回の感想は2024年12月のダッシュエックス文庫新作「小柳さんと。」です。

小柳さんと。 (ダッシュエックス文庫DIGITAL)

※画像はAmazonリンク

 

 

あらすじ(BWより引用

 社内恋愛で3年付き合った年上の彼女に素気なくフラれ、傷心独り身となった幸大。愚痴に付き合ってくれる同僚にも見放され、ふらふらと入ったのは行ったこともないバーだった。「辛気臭い顔してからに。なぁ、うちと一緒に飲もうや」 そんな幸大に声を掛けてきたのは長身の自分より遥かに小さくて、元気いっぱいな小柳さんで……。聞けば彼女は彼氏に浮気された挙げ句、フラれたのだと言う。フラれんぼ同士、すっかり意気投合した2人は一夜の関係を持つが――。

 

 

感想

 うん、良いお話でした。

 

 恋人と別れたばかりで失恋中の男女が酒の席で出会って一夜の関係を持つところから始まるラブストーリー。関西弁の竹を割ったような性格の小柳さんと、真面目で相手のことをしっかり見ようとできる大木くん、そんな二人だからこそお互いに過去を忘れて新しい関係に踏み出せたのだと良く分かる。

 そんなお話でした。

 

 本作はダッシュエックス文庫ということもあり、性行為に関する描写が文章挿絵ともにぼかすことなく描かれるのが特徴的で、二人の気持ちを変えたり固めたりするための行為としてしっかり物語に寄与してたのも好印象でした。

 とはいえエロさという点に関しては、一般レーベル相応でしたので過剰な期待はNGだったでしょうか。エロいものを読みたいならR18レーベルを読んだ方が良いと思います。

 

 終盤の展開に関しては、小柳さんのような性格の彼女から物語的な起伏を生み出そうとするとこういう展開になってしまうのかなという都合を感じてしまう部分があったものの、それでもと真っすぐに想いのたけをぶつける大木くんのシーンはしっかり見所としてグッときたので良かったかなと感じています。



 ただ、こうして感想を書こうとしても全体を振り返って言えるのが良い作品である、という一点に尽きるのが個人的には良くも悪くもと感じるところでした。振られた件に関する深掘りはそこまで多くなくとにもかくにも二人が二人の時間によって変わっていくお話ですので、それ以上の何かがあるかと言われたらないんですよね。

 そして、個人的な超素直な感想を言うと、性描写ありで1対1恋愛の良い話を読みたいのなら「ロープラえろげ1本やったほうが良くない?」という話になってしまうのですよ。短い時間で楽しめる恋愛作品、正直いくらでもあると思ってます。

 ですので総評としては「良いお話」ですね。

 

総評

 ストーリー・・・★★★ (6/10)  

 設定世界観・・・★★☆ (5/10) 

 キャラの魅力・・・★★★☆ (7/10)

 イラスト・・・★★★ (6/10)  

 

 総合評価・・・★★★(6/10) 良いお話でした。

 ※星評価は10段階。白い☆で1つ、黒い★で2つ分。★★☆だと評価は5、★★★★★だと評価は10ということになります。基本的には「面白さ」よりも「わたしが好きかどうか」の評価になります。評価基準に関しての詳細は以下のリンクより。

新作ラノベ感想の「総評」について - ぎんちゅうのラノベ記録

 

 最後にブックウォーカーのリンクを貼っておきます。気になったらチェックしてみてください。

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