【新作ラノベ感想part242】ツッコミ待ちの町野さん
今回の感想は2025年2月の電撃文庫新作「ツッコミ待ちの町野さん」です。
※画像はAmazonリンク
あらすじ(BWより引用)
文化部男子×運動部女子。ツッコんだら負け?な異文化交流ラブコメディ!
「水泳部の町野さんはいつも部活が始まる前に、僕しかいないドミノ部に顔を出す。町野さんはコント仕立ての会話でボケ倒すので、僕はツッコまずにはいられない。ボケては返すの言葉尻。恋も他愛もない会話。毎日は一瞬なのに、永遠に感じられた夏休みの部室。けれどこの夏が終わるとき、ふたりのドミノが一斉に倒れ始める――」
「いきなりラノベっぽいあらすじを語り始めてどうしたの、町野さん」
「オタクに優しいギャルなんていない! でも文化部男子と仲よくしてくれる運動部女子はワンチャンいるかも――!? 異文化交流ラブコメ、ここに開幕!」
「ラノベあらすじに特有の、よくわからない『――!?』を使いこなして――!?」
感想
昨今はなかなか見ない、この手の部室で駄弁る系作品。
個人的にはいくらかの懐かしさもあって、この緩さは良いなと思いました。
とはいえ、ぶっちゃけ基本的には感想として言うことはあまりないかもしれませんね。
本作はドミノ部とかいう謎の部活でひとりきりの主人公・二反田並人と、そんな彼のいる部室に顔を出しては漫才コントのような会話をしていく水泳部の町田硯による、日常風景ショートショートを眺めるようなそんな形式の作品になっています。
そのため、基本的には日常系4コマ漫画がそうであるように、本作もまた全体としての大きなストーリーのようなものはほとんどありません。強いて言えば、2人が好き合っている仄かなラブコメの雰囲気を感じますが、そこを明確にするわけではないので恋愛がメインということはありません。
ですので、本当に日常系を読む感覚で、ほのぼのとした気持ちで見ているとこういうのはこういうので良いよなと思うような作品でした。
特に本作の漫才コントのような会話劇に関しては、それ自体が特別に面白いというよりは、それを介して日常の空気を共有することにささやかな楽しみを見出している二反田くんと町田さんという世界として見て楽しめるようなものといいましょうか。
なんかこう、学生時代を思い出してこんな2人だけの共通の話題で盛り上がれる女の子の友達いましたか? と思えば、そういうこの日常を壊しちゃいけねぇなって気持ちになるような青春を感じる作品といいますか。
ですので、素直なコメディとしてゲラゲラ笑うのともまたちょっと違うような感じで。
めっちゃ面白いよって、誰かにオススメするかと言われればわたしは首を傾げるでしょうし。
めっちゃ好きかと聞かれたら、それもまた首を傾げてしまう。
でも、たぶん絶対続きがあればとりあえず読んでいるんだろうなと感じるような作品。
2巻が既に決定しているらしいので、普通に楽しみだなと思っています。
今回は感想短いですが、わたしの中には日常系作品で感想言えることがあまりないので……。
総評
ストーリー・・・★★☆ (5/10)
設定世界観・・・★★☆ (5/10)
キャラの魅力・・・★★★ (6/10)
イラスト・・・★★★☆ (7/10)
次巻への期待・・・★★★★ (8/10)
総合評価・・・★★★(6/10) こういう作品の方が、続きが出てもちゃんと買って読むと思う、そんな良作です。
※星評価は10段階。白い☆で1つ、黒い★で2つ分。★★☆だと評価は5、★★★★★だと評価は10ということになります。基本的には「面白さ」よりも「わたしが好きかどうか」の評価になります。評価基準に関しての詳細は以下のリンクより。
新作ラノベ感想の「総評」について - ぎんちゅうのラノベ記録
最後にブックウォーカーのリンクを貼っておきます。気になったらチェックしてみてください。
