【週間読書記録】8月25日~9月7日に読んだ作品のお話
2週間分の読書記録をやっていきます。
1:8月25日~9月7日に読んだ作品
今回読んだのは以下の11冊。
・友達以上浮気未満のカノジョたち
・白き帝国 4〜5
・ミドルノートにさよなら
・クラスの美少女たちの素顔を、雇われた俺だけが知っている
・魔王討伐のごほうびはパーティー全員に養われることでした
・サクチシノニエ
・炒飯大脱獄
・TS転生美少女音虎玲子は寝取られたい
・誰もが羨む隣のクール美少女、実は脳内ピンクすぎる
・雨森潤奈は湿度が高い 2
2:読んだ作品についてのお話
※以下画像はAmazonリンク
友達以上浮気未満のカノジョたち
明確に意図して描かれているとはいえ、無自覚に人の心のような邪悪の振る舞いをして泥沼化させる主人公というのは、見ててひどくストレスになるのだと教えられる作品でした。作品そのものはメンヘラヒロインの解像度も高く、それゆえにこういうクズ主人公が彼女たちにピタッとハマってしまったというのも理解できるので、良く出来ている作品だと分かるんですけどね……。
面白くてもストレスはストレスです。
ブログ感想全文は以下のリンク↓
【新作ラノベ感想part285】友達以上浮気未満のカノジョたち - ぎんちゅうのラノベ記録
白き帝国 4〜5
一応別個に感想書いてますけど、4巻5巻と一気読みで5巻感想がメインですかね?
4巻感想
徐々に勢力を拡大していく白猫隊。その旅路で衝突するのは、ジャムカジャ族と呼ばれる人狼の一族。100VS5万、圧倒的戦力差を前にした敵の頭だけを狙う強襲作戦、敵軍ど真ん中に特級戦力だけ送る戦というのが最高ですね。
なにせこういうやつって一騎当千で敵を蹴散らす爽快感も、逆にどれだけ個の戦闘力が高くても量の戦力には勝てない絶望感も、どっちに転んでも面白いですから。そして今回の彼らの場合は……、って感じで。
真の敵である黒薔薇騎士団との戦いは、今回よりさらなる戦力差で、敵側にも聖珠による特殊能力もある状況、勝ち目があるのか。ガガたちも、ジャンジャックたちも、それぞれ日常パートでは本当に和気藹々してるからこそ、戦いが近づくのが怖いですね……、と思いながら5巻に突入でした。
5巻感想
遂に激突、白猫隊VS黒薔薇騎士団。つまり激動の巻!
序盤は戦に備える両軍の動きがあって、中盤から本格的に動き始めると誰からも目が離せませんでした!主要キャラの行く末、戦死者の数に関して、今回は聖珠一覧が巻頭になく巻末にあることからお察しで。信念や理想、裏切りに過去への執着、それぞれの思惑があって、ぐんぐん流れていく戦況から誰が生き延びるのか最後までハラハラしっぱなし。
中でも今回は、表紙のシュシュ王女とラギーの交わす想いには感動させられ、そしてこれからの白き帝国を目指す道で本当に重要になるんだろうなと。サブタイトルにいるアイオーンはまさかまさかの連発、イリアスとの関係のところも含めて予想できないところが多かった。
そして、本作屈指のヒロイン力を誇るアルテミシアは今回も色々な意味で八面六臂の活躍!
わたしは知ってます、不死とか超再生の能力って、「そのキャラはどれだけ痛い目に合わせても良いよね?」っていう免罪符なんだって。そして、だからこそ思う。アルテミシア、この女マジですげーよ。
どこかの御大将も戦場で恋人や女房の名前を呼ぶのは~と言っているように、この手の作品の恋愛事は死亡フラグに直結しやすいものですが。ガガが有言実行した、そのジンクスを壊して先に進むという覚悟がまさしく王道、王たる者の覚悟であり、それを見事貫き通すというのであれば。
アルテミシアは悪女として描かれるためにある意味では正当に罰を受けるべきヒロインなので痛い目に合うことが自然であり、その中でさらに何故か今回は急に正統派ヒロインのように死亡フラグっぽい雰囲気をビンビンに立てておきながら、しかしまだ完全にその全てを晒していないファム・ファタール的な側面を持ち合わせているため、物語的にまだ退場させられないという……、これらジレンマの両方をある意味で達成するほぼ唯一の道筋を辿ってたのがこの5巻なんだから。さらに、その過程にある超再生の聖珠を得るというシーンが、その少し前でジャンジャックに見せた表情と対極の、まさしく二面性ヒロインとしての真価を見せてからだもん、完璧すぎるムーブでしょ。
本当にすげーよ、この女。さて、次に登場するとき、どんな挿絵になって出てくるのかな?
ミドルノートにさよなら
性転換現象によるTSに巻き込まれた2人の少女のお話。
この設定でこれほど生々しく複雑な当事者たちの心情を叩きつけてくるのは本当に恐れ入る。さらに、こういう状況だからこその身近な周囲の人たちの動きもあり、遠くの見ず知らずの誰かが作る悪意や善意をひっくるめた世界もあり、その中で当事者たちにとっての救いとは望みとはとちゃんと踏み込んでいくから本当にすごいなと。
読んで感じさせる心がある、そう思える作品でした。
ブログ感想全文は以下のリンクにて↓
【新作ラノベ感想part286】ミドルノートにさよなら - ぎんちゅうのラノベ記録
クラスの美少女たちの素顔を、雇われた俺だけが知っている
なかなか面白く読めましたが、話としてはまだまだこれからですし。複数ヒロインモノの常として、各ヒロインへのフォーカスがまだ全然できてない状況なので、今後に期待というところですね。
ブログ感想全文は以下のリンクにて↓
【新作ラノベ感想part287】クラスの美少女たちの素顔を、雇われた俺だけが知っている - ぎんちゅうのラノベ記録
魔王討伐のごほうびはパーティー全員に養われることでした
良くも悪くもMF文庫Jらしい作品でしたね。
気軽に読める反面、特筆すべきところが無いと言いますか。新作感想でも同じようなこと言ってますし、本当に言うことがないですね。
ブログ感想全文は以下のリンクにて↓
【新作ラノベ感想part288】魔王討伐のごほうびはパーティー全員に養われることでした - ぎんちゅうのラノベ記録
サクチシノニエ
壊れきった少女によるボーイミーツガールからしか得られないものって必ずありますよね。それはそうとして、わたしは本作を読み終わってから、本作の表紙を見ると何故か背景が赤黒くて、芽璃ちゃんの背中にも気味の悪いものが見えるんですけど……、そんな表紙の差分イラストがどこにも実在していないらしくて、これは一体どういうことなのでしょうか?
ブログ感想全文は以下のリンクにて↓
【新作ラノベ感想part289】サクチシノニエ ~異端の儀式~ - ぎんちゅうのラノベ記録
炒飯大脱獄
ブログ感想では既にアレコレ言ったわけですが、総じて言えばやはり新人賞らしい個性と熱量で溢れていた作品だったと思います。それこそ本作そのものが、本作の主人公である蒼音の辿り着く炒飯の道を体現するかのように。そういう作品は、物足りなさを言及したい部分があれど、最終的には面白かったが勝るし今後もこういう作品を書き続けて欲しいと思いますね。
ブログ感想全文は以下のリンクにて↓
【新作ラノベ感想part290】炒飯大脱獄 - ぎんちゅうのラノベ記録
TS転生美少女音虎玲子は寝取られたい
……本作について少し考え直してみたら。
これはわたしにとって納豆みたいな作品ではないかと思いました。つまり、原材料である豆は普通に美味しくいただけるけど、時間を掛けて発酵させたものはもう食べられなくなってしまって、納豆嫌いの人からしたらそんなのは腐ってるだけだと言いたくなるような気持ち。
すなわち本作もNTRという題材や強烈な主人公という材料は良くても、そこからじっくり時間をかけていく様子を、物語が美味しくなる発酵として捉えるか、ただただ材料を無駄にしてるだけと見るか……、わたしにとっては後者だったのだと。
ブログ感想全文は以下のリンクにて↓
【新作ラノベ感想part291】TS転生美少女音虎玲子は寝取られたい - ぎんちゅうのラノベ記録
誰もが羨む隣のクール美少女、実は脳内ピンクすぎる
既に書いているブログ感想の☆評価からも分かるかも知れませんが。
主人公だけがヒロインの意外な一面を知っている系ラブコメで過去最低評価を漬けたと思います。本当に純粋に面白くなかったです。すみません。
ブログ感想全文は以下のリンクにて↓
【新作ラノベ感想part292】誰もが羨む隣のクール美少女、実は脳内ピンクすぎる - ぎんちゅうのラノベ記録
雨森潤奈は湿度が高い 2
わたしは正直音楽のあれこれで造詣が深かったりするわけではないので、本作のそういう部分は割と雰囲気で受け取ってる人間ではあります。
だからその点でアレコレ言うことはないんですけど、ラブコメとして見たとき、出てくる感想が今回はっちゃけていたJUNたん狂いの山田さんと似たようなものになってしまいますね。彼女が音楽に関して彼女はこうであるべきと厄介オタク発揮してるように、わたしはラブコメに関して彼女はこうあってほしいという気持ちが出てきてしまう。
すなわち今回かなり2人が甘々な空気に寄っていて、いわゆる恋人一歩手前のお前ら付き合っちゃえよ状態にあったわけですが、それを強く感じてしまうのは本作じゃなくてもいいんですよ。雨森潤奈ちゃんの不安定な魅力を引き出すにはこの安定感ではない気がする。ただ、終盤の一歩踏み出せない彼女の想いから、この2巻はあくまで嵐の前の静けさかもしれません。次回に期待です。
おわりに
私事となりますが、今年もこのライトノベルがすごいの協力者の末席に加えていただきました。今年は10作品投票と言うことで、じっくり吟味して投票したいものですが、それと同時にまだ読めてない作品を早めに読まねばという気持ちも大きいですね。
9月、想像以上にやることが多すぎて大変なのですけど……、がんばらねば。










