ぎんちゅうのラノベ記録

主に読んだライトノベルの感想を書いています。

【新作ラノベ感想part266】探偵気取りと不機嫌な青春

 今回の感想は2025年6月の講談社ラノベ文庫新作「探偵気取りと不機嫌な青春」です。

探偵気取りと不機嫌な青春 【電子特典付き】 (講談社ラノベ文庫)

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あらすじ(BWより引用

 講談社ラノベ文庫新人賞受賞作!!

 身勝手な探偵気取りの行為で、高校生の朝河探は一年前、相手の逆恨みから妹に大怪我を負わせた。以来、朝河は他人の問題に関与することに抵抗感を抱いていた。しかしある日、同級生の青山景が万引きの疑いをかけられる。朝河は青山の何もかもに諦めきった表情に突き動かされて、青山にかけられた冤罪を晴らす。何かと朝河に話しかけてくるようになった青山と関わるうちに、二人の距離は近づき、朝河は青山の過去と母親との確執へ行き着く。青山の母が犯した罪の真相に協力して辿り着き、さらに関係性が前進したその直後、朝河の過去が朝河自身に襲い掛かる――!?

 

感想

 謎を解き明かし犯人を追及する。

 日常の学校生活の中で、そんなことをしてもそれは美談になんかならず、結果として誰かを傷つけ、そして自分は報復を受けてしまう。

 そんな苦い過去を持つ主人公の朝河が、ある日クラスメイトの女子の青山が万引きの冤罪をかけられていることを知り、それに対して諦観した様子の彼女を見て、自分自身に思うことがあって昔のように探偵気取りの冤罪解決をすることから始まるお話。

 

 ジャンルとしては青春モノになるかと思います。

 

 自分自身の過去の行いとその結果によって形成された今に対して、ヒロインと関わることになってから再び向き合うことになっていくというようなお話しはまさしく高校生らしいお話。

 もっと言えば、過去の行いとその結果というものに関わるエピソードはそれよりももっと幼い時分の年相応の子どもならではの「主人公の行動」であったし「周囲からの報復」であったのかなと。それはもう善意も悪意、正しさや間違いというものが明確にこうであると言えるものではなく、学校という集団だからこそのもの。

 

 一方の、ヒロインもまた万引きの冤罪をかけられながらも諦観の姿勢を見せてしまう、そのきっかけになるような過去を持ち、それは母親との関係性に繋がっているお話になっている。

 主人公との出会いをきっかけにして、少しずつ心にも変化が生まれ、そして母親とも向き合うことができるようになるという。

 これまた主人公とは少し違う方向性ではあれどやはり高校生らしい自分に向き合うことやまだ子どもであることを感じさせるものがありました。

 

 どちらに関しても、それぞれが直接的に相手にクリティカルな何かをしてあげられるわけではなく、だからこそ簡単に問題を解決することも救われることもないのだけど。

 二人が関わるようになって、その中で少しづつ心に変化ができると。

 そういう感じで全体的に過去の出来事とそれに起因する今という形で主人公ヒロインが自分自身へと向き合うような、そういう青春のお話が展開されていたのだと思います。

 

 

 それについてのわたしの感想ですが、まぁ、ここまで一切わたしの気持ちに関する発言を1つも言っていないことからお察しして欲しいですが。

 ごめんなさい。

 これはわたしが読む作品ではなかったようです。

 高校生の男女のこういうお話を見て何を楽しめば良いのかわたしには分かりません。

 これまでの感想でも度々言ってることですが、基本的にフィクションフィクションしてるエンタメとして楽しく読めるモノをラノベに求めるわたしには、こういう方向性の青春作品の読み方が本当に分からないのです。

 

 

総評

 ストーリー・・・★☆ (3/10)  

 設定世界観・・・★ (2/10) 

 キャラの魅力・・・★ (2/10)

 イラスト・・・★★★ (6/10) 

 次巻への期待・・・ (0/10) 

 

 総合評価・・・★(2/10) 本当に個人的な好みの問題ですけど、厳しいですね

 ※星評価は10段階。白い☆で1つ、黒い★で2つ分。★★☆だと評価は5、★★★★★だと評価は10ということになります。基本的には「面白さ」よりも「わたしが好きかどうか」の評価になります。評価基準に関しての詳細は以下のリンクより。

新作ラノベ感想の「総評」について - ぎんちゅうのラノベ記録

 

 最後にブックウォーカーのリンクを貼っておきます。気になったらチェックしてみてください。

 

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