ぎんちゅうのラノベ記録

主に読んだライトノベルの感想を書いています。

【読書記録】6月12日~18日に読んだ作品のお話

 今週も読書記録、1週間で読んだ作品の感想をざっくり話していきます。

 

1:6月12日~18日に読んだ作品

 今週読んだのは以下の15冊ですね。

魔王なあの娘と村人A 2~11巻

ささみさん@がんばらない 1~2巻

・竜と勇者と可愛げのない私 3巻

陰キャの僕に罰ゲームで告白してきたはずのギャルが、どう見ても僕にベタ惚れです 6巻

・ギルドの受付嬢ですが、残業は嫌なのでボスをソロ討伐しようと思います 7巻

 

2:読んだ作品についてのお話

 ※以下画像はAmazonリンク

 

魔王なあの娘と村人A 2~11巻

魔王なあの娘と村人A(7) ~スラップスティックエブリディ~ (電撃文庫)魔王なあの娘と村人A(10) ~Go West!魔王さまさま!!~ (電撃文庫)

 先週1巻を読み始めたこちらのシリーズ、最終巻11巻まで一気読みでした。

 感想に関してはシリーズまとめ感想として後日出すので、そちらを見て欲しいところですが。 シリーズまとめ感想のリンク→【シリーズまとめ感想part50】魔王なあの娘と村人A - ぎんちゅうのラノベ記録

 とりあえず魔王がめちゃくちゃ可愛かった! これだけでこのシリーズを読む価値はあると思うレベル。読む前はコメディ強めなシリーズかなと思っていただけに、魔王の中でどんどん大きくなっていく恋心の甘さが想像以上でノックアウトされたんですよ。

 ただ、シリーズまとめ感想でも言うつもりですが、個人的に最終巻で少し不満が残る形になってしまったのが残念なところ。

 

ささみさん@がんばらない 1~2巻

ささみさん@がんばらない ガガガ文庫 ささみさん@がんばらないささみさん@がんばらない2 ガガガ文庫 ささみさん@がんばらない

 日本神話で怪異で兄妹なちょっと不思議な日常系作品。

 先月の妹萌え期間が尾を引いてて、妹ヒロインの作品読みたいなぁと思ってて、そういえばささみさん読んでなかったなと。

 で、読んでみたらこれが想像以上に面白かった!!

 日本神話をベースにした内容が個人的趣味にマッチしてて。そこから生まれるシリアスやら事件やら色々含めて笑いあり感動有りのカオスさがあるけど不思議と引き込まれていく感じ。個人的に2巻のささみさんとかがみが友達になるお話で普通にめっちゃ泣きました。

 ささみさんとお兄ちゃんのお互いへの依存っぷりが堪んないし。お兄ちゃんがささみさん好きすぎてすぐに暴走して、ささみさんはそれに変態しねとか普通に言って本気で気持ち悪がってるのに。お兄ちゃんが自分以外を好きになるのはありえない、お兄ちゃんが自分のお世話をしてくれるのは当たり前、という感情も同じくらいに持ってるという。この二律背反も2人の生い立ちを見ると納得しかできないものだからこそ、強い兄妹愛を感じて最高なのよ。

 そんな感じでまだ2巻までしか読んでませんが、最高最高って言いたいような作品なのでたぶん11巻まで一気に読んでしまうと思います。

 

・竜と勇者と可愛げのない私 3巻

竜と勇者と可愛げのない私3 (電撃文庫)

 天文観測所へ向かう道中、国境沿いにある2つの城砦がそれぞれ魔王の娘に占拠されてしまう。アンジュたちはその救援に向かうのだが、そこで出会った魔王の娘は自分の姉を救ってほしいと懇願する。魔族全て敵……なのだろうか? という感じで3巻でした。

 魔王の娘がその身に背負う責任と、自らの感情の狭間で葛藤することで起こってしまった事件。誰よりも強い魔族でありながら戦いを好まない魔王の娘アイネイア。それは勇者としての責任を持ちながらも戦いたくないというレックスとそっくりで……。

 もう一人の魔王の娘ノェルの姉を救いたいという気持ちを聞き、そんな二人を相手にしたからこそ溢れてしまうレックスの本心、それを聞いた上で勇者を支える魔術師としてアンジュが出す答え。
 二人の絆が深まって迎える決戦が熱かったですね。

 

陰キャの僕に罰ゲームで告白してきたはずのギャルが、どう見ても僕にベタ惚れです 6巻

【電子版限定特典付き】陰キャの僕に罰ゲームで告白してきたはずのギャルが、どう見ても僕にベタ惚れです6 (HJ文庫)

 今月発売のシリーズ最新刊。不穏な気配があるようで、全くない二人のイチャイチャを今回も楽しませてもらいました。

 テスト勉強がんばったらご褒美だとか、そんなことしなくても毎日のようにご褒美レベルのことやってるのでは? とかツッコミたくなる気持ちもあったり。表紙からも分かる夏祭りデートでは、二人のバカップルぶりと、標津先輩とマネージャーさんのまだ始まってない恋の気配、どちらもいい感じでしたよね。

 そして罰ゲーム云々のことを知っているという手紙の主……、それもう全部終わってますよ、という感じが、ねぇ(笑)

 あとは挿絵が多いのがいいですよね。

 

・ギルドの受付嬢ですが、残業は嫌なのでボスをソロ討伐しようと思います 7巻

ギルドの受付嬢ですが、残業は嫌なのでボスをソロ討伐しようと思います7 (電撃文庫)

 こちらも今月発売の新刊。

 冒険者たちのランク審査に次々やってくる誤魔化しやら詐称が標準装備な冒険者たちの申請書。歴代の担当者の話を聞くだけで地獄みたいな荒くれ冒険者たちの暴動を跳ね除ける最終兵器の強制地下牢転送装置という、こういうコメディ大好きで笑わせてもらって。

 そして相変わらず力こそパワーでシリアスを粉砕するアリナさん。いきなりやって来て、敵を倒してサッと帰るその姿に初見の人がもう「受付嬢ってやべぇんだな」という感想にも笑っちゃいました。

 あとはジェイドとの関係も着実に進展しててニマニマしちゃうね。

 今回はいわゆる、いつもグイグイ来てた男が急に一歩引き気味になって調子が狂うやつ。色々悩むジェイドと、そんなジェイドに対していつも自分の側にいてくれたのはあなただと言えるようになったアリナ。もう最っ高! 着実に仲が深まる二人の平和なデートが見たいです。

 

おわりに

 今週も過去作読むのやってまして、でも新刊もちゃんと2冊も読んでる。

 来週は既に言ったようにささみさんの続きを読む予定ですね。

 あとは後宮妃の管理人の新刊とか、最近ようやく手に入れたダイナゼノンの小説版とか、時間あったら読みたいですけど、どうなるか。

 

 とりあえず今週の読書記録はこれでおしまいです。