今週も1週間の記録をつけていきましょう。
1:6月19日~25日に読んだ作品
今週読んだのは以下の11冊ですね。
・ささみさん@がんばらない 3~11巻
・世界でいちばん透きとおった物語
・後宮妃の管理人 8巻
2:読んだ作品についてのお話
※以下画像はAmazonリンク
・ささみさん@がんばらない 3~11巻
まずは先週に引き続きささみさん。既刊最新刊の11巻まで読みました。
シリーズまとめ感想は後日公開するので、ここでは簡単な感想にとどめておきますが、これはもう現状の2023年になってから読んだ中でいちばん好きな作品と断言できますね!!
本当に面白かったです。お兄ちゃんとつるぎの変態性に笑いながら、徐々に百合度合いが増していくささみさんとかがみが尊すぎて泣けるんですよね。2巻でお友達になるお話でも泣きましたが、4巻でもささ×かがで泣かされて、そこからはもうこのカプにどんどん堕とされていく。予想外の良質な百合に心が浄化されて、もうささみさんとかがみの幸せな未来しか考えられない頭にされてしまいました。
しかし、そんなてぇてぇの一方でメインストーリーは巻数を重ねるごとにどんどんシリアスが増していくんですよ。他国の神話による侵略を受けながらも、ギリギリ守り続ける戦いが続いて……、けれどどうしようもないほどに世界は残酷でどんどん破滅へと向かっていく。こんなにも平和で温かい日常が遠いと思った日常系はなかなかお目にかかれないです。
これは最高のコメディの笑い、カプの尊さとシリアスの重さが無秩序に襲いかかってきて情緒を破壊する系作品でしたね。こんな作品が読めたことに幸せを覚えます。
・世界でいちばん透きとおった物語
現在話題沸騰中の作品。ラノベではないですけど、記録の中に入れときまして。
本作は噂に聞いていた通りの「ネタバレ禁止」な作品。
しかしながら、そう言われてしまうと読みながら色々と気づいてしまう部分もありまして💦 なので、本当に何も知らない状態で読むのがいい作品なんだろうなと(いやだとしたら、この文章見ている人はもうその時点でアウトなんですけどね……)
とまれ、そんな風に違和感を察しながらも、気づけない部分ではしっかり驚きは感じられる作品だったのは間違いありません。この作品を書いた作者さんは素直にすごいと思います。
一方でミステリというジャンルがそこまで好きでないわたしの個人的な楽しみとしては、やっぱりジャンルが合わないなぁと思ってしまって。面白いがどうかで言うと物足りなさを覚えてしまいました。
・後宮妃の管理人 8巻
宮廷に持ち込まれた2つの問題。杏津帝国皇弟の娘からの亡命希望の文と、後宮妃の藍珠からの皇帝の愛妾が二国間の戦争を引き起こそうとしているという情報。
それぞれの真偽を確かめるために国を渡ったり、皓月の旧友である大商人の息子と出会ったり、そして皓月は杏津帝国に直接使節として赴いて……。とそんな感じで8巻。
今回は次回に続くための起承の巻でしたね。
大きな陰謀に巻き込まれる中で、優蘭はどう動くのか。問題は後宮だけに収まるものではなくなったけど、優蘭はどこまで手を出せるものなのか。今回皓月と二人で問題解決のための調査をする中で、その会話の節々で、これまでに築いてきた夫婦の絆を感じるからこそ、この窮地にどう立ち向かうかも非常に気になるといった感じで、続きも楽しみですね。
おわりに
今週はささみさん@がんばらないで情緒を破壊されたおかげで、それ以降の読書があまりできませんでしたね。何度でも言いたいけど、本当にささみさん良かったんですよ。
ささみさんでめちゃくちゃ満たされているので、過去作読み読みは一旦休みにして来週は溜まってきている新刊新作を読もうかと思います。
予定としては。
なんと5巻で最終巻らしい、ランガルの新刊。
それから毎回楽しみに読んでいるV伝の7巻
この2つは確実に読むとして。
ささ×かがで頭が百合になっているので、ファンタジア文庫で今月2巻が発売された「週に一度クラスメイトを買う話」を読んでみようかと思ってます。
あとは気分に応じて読むモノを決めようかと思っています。
というわけで、今週の読書記録はこんな感じでおしまいです。