ぎんちゅうのラノベ記録

主に読んだライトノベルの感想を書いています。

【読書記録】7月31日~8月6日に読んだ作品のお話

 

 今回も1週間の感想まとめをしていきましょう。

 

 

1:7月31日~8月6日に読んだ作品

 今週読んだのは以下の7冊ですね。

・もしも明日、この世界が終わるとしたら 2
ゆうれいなんか見えない! 3~7
・給食争奪戦

 

2:読んだ作品についてのお話

 ※以下画像はAmazonリンク

 

・もしも明日、この世界が終わるとしたら 2

もしも明日、この世界が終わるとしたら2 (角川スニーカー文庫)

 あー、もう今回も素晴らしかった!!!

 発売日、日付変わった瞬間に予約していた電子書籍で読んだんですけど最高。

 この文章を読んでいるだけで心から幸せと思える時間が堪らないのですよ!

 今回は前回の終わりを経て恋や愛、好きという気持ちに悩むユーリや空。しかし吸血鬼の少女の来訪や、彼女の問題に向き合う中でまた新しく浮かび上がってくる過去の英雄の真実があって……、といった感じの内容。

 とにもかくにも、この1つ1つ問題が起こるたびに変わっていく二人の想いから目が離せなかったですよね。近づいたり離れたり、何度も何度も遠回りをして、ようやくと思ったらまたぶった切られて、でもやっぱりそれでも伝えたい気持ちがあるとしたら……! という胸を揺さぶる感情ですよ。やっぱり漆原先生のこういうのたまらなく大好きなんですわ。

 3巻も是非とも読みたいです。定期的に漆原先生の文章を摂取できる成分というものがあるわけなので、何卒、何卒。

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ゆうれいなんか見えない! 3~7

ゆうれいなんか見えない!3 (GA文庫)ゆうれいなんか見えない!7【電子特装版】 (GA文庫)

 幽霊が見えることで周囲から浮いていた主人公・調敦志が、退魔師の少女・依と出会い、自らの体質に向き合ってその力を依ちゃんを守るために使おうと努力していく感じで、依ちゃん(小学三年生)とイチャイチャするお話ですね。ざっくり言えば。

 2巻まで昔読んでいたのを、再開して最終7巻まで読みました。

 とりあえず、小学生は最高だぜ!!(言わなきゃいけない使命感)

 小学生とお風呂に入ったり、一緒のお布団で小学生サンドイッチされたり、プールでキャッキャウフフしたり、なんてうらやましい。個人的には3巻で新しく登場した刹ちゃんの全裸で占いするやつがすごくえっちだと思いました。

 

 それぞれの巻の感想ざっくりまとめましょう。

 3巻 刹ちゃん初登場。依ちゃんは警戒心ゼロで敦志先輩大好きな純粋無垢天使なので、ここでちゃんとロリコンお兄さんを警戒する子が出てきてロリ幅が広がったのナイスと思いましたね。

 4巻 敦志先輩、小学生のみならず中学生にまで手を出すの巻でした。というわけで、蓮ちゃん初登場。蓮ちゃんはすっごい真面目で人を疑わない性格、それゆえに悪い奴につけ込まれてしまって、みたいなお話が4巻でしたね。そして刹ちゃんの大胆な行動で……!

 5巻 今回はまさかの脱ロリコン!? 呪いを受けて巨乳にしか興奮できなくなった敦志、それを周囲からこんなのはおかしいと言われ、本人すらも自分の思考がおかしくなっていると言い出すものだからこれを真正と言わずしてなんというか……、まぁでも小学生は可愛いから仕方ないね!

 6巻 依ちゃんを守るために修行の旅に出た敦志。半年が経過して、依ちゃんたちは四年生になって林間学校にいきます。結果、紙面上では小学生女児がきゃっきゃしてる内容が続くパラダイス。まぁ、とはいえ当然退魔師絡みの問題が起こるのですが。そして、ピンチの依ちゃんを颯爽と助けに来た修行後の敦志くん、再会の感動が極まって思わず熱烈なキスをしてしまうのでした! ……、自分から小学生にキスはアウトだろ。

 7巻 遂に最終巻。その身に封印されるものを危惧され親族からその命を狙われる依ちゃん。そんな彼女を守ろうとする敦志。ただそんな戦いの中でも誰も傷つけたくないを理想論のように唱え続けるのは、雹一郎さんも散々アレコレ言ってて全面的に同意で、反吐が出ますけど。それでも依ちゃんへの愛ゆえにその理想論を貫き通せる敦志は主人公として満点。本当によくできた真正のロリコンでしたね。

 

 こんな感じですかね。小学生ヒロイン依ちゃんの可愛さと、彼女を守るために一途なロリコン主人公のお話としてしっかり楽しめた作品でした。

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給食争奪戦

給食争奪戦 【電子特別版】 (電撃文庫)

 これは面白かった!!

 給食争奪戦や消しゴムバトルといった、とある小学校で起こるアレコレを全5編収録した短編集です。

 1つ1つの短編としての面白さも申し分ないけれど、それぞれの話の中の描写から見える話と話の繋がりがあったり、同じ学校の出来事や時間の中でもそこに関わる立場や問題に対しての立ち回りなんかの違いがあることで全く別のストーリーが生まれたりしていて、1冊としての満足度がグッと引き上げられてました。読み終わるともうただの短編集だなんて思えませんね。

 また、電子版ではさらに3つの短編、合わせて本編0,7冊分くらいの内容が加わることで、この話と話の間の繋がりや深め合いがより一層増してて最高でした。読むなら電子、とオススメされて読みましたが、本当にその通り。

 その他。個人的にはそれぞの話の話題だったり、そこに携わる当事者たちの見せる不安や迷いみたいな心情だったり、学校内の自然とできてしまう腕っぷしの強いやつが偉いみたいな空気感が、小学生の解像度高いなと思って良かったですね。タイトルの給食争奪戦からして、休みの人の給食のデザートは早く食べ終わった奴が食べられるからい急いで食べるみたいなの、すっごいあるあると思いながら読みましたもの。

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おわりに

 8月に突入してきました。

 わたしの予定では、新刊新作買いに行って読んでいるはずだったのですけど、体調崩して買いに行けなかったのですよね。おかしいな。

 来週こそは買い物行って読みます(早く読みたい)。