ぎんちゅうのラノベ記録

主に読んだライトノベルの感想を書いています。

【読書記録】8月21日~27日に読んだ作品のお話

 今週も1週間で読んだ作品の感想をまとめていきます。

 

 

1:8月21日~27日に読んだ作品

 今週読んだのは以下の5冊ですね。

死亡遊戯で飯を食う。 4

・好きな子に告ったら、双子の妹がオマケでついてきた 2

・生徒会長との待ち合わせは、いつもホテル。

・男子禁制ゲーム世界で俺がやるべき唯一のこと 1

ラノベも俺も好きなギャル

 

2:読んだ作品についてのお話

 ※以下画像はAmazonリンク

 

死亡遊戯で飯を食う。 4

死亡遊戯で飯を食う。4【電子特典付き】 (MF文庫J)

 4巻も良かったですね!

 今回はこれまでのガッツリゲームという感じではなく、現実の日々を見せながら幽鬼にとっていくつかのターニングポイントを見せるような感じで、今後の方針に向けて1回大きく深呼吸するような印象が大きかったです。

 まずは1話から2話に渡る現実世界の話。死亡遊戯なんていう世界で食い扶持を稼いでいるような人間にだって、現実で生きる時間も場所もある。あるいはゲームから引退した人だって、それぞれが歩む道がある。そんな当たり前を再認識して、だけどそういう世界に一度関わった以上、完全に繋がりをゼロにはできない厳しさも確かに感じるお話。そして、この一件に繋がるあの少女の復讐は見るからに死亡フラグビンビンに立っていて案の定でしたが、それでも胸に来るものがありました……。

 そして、幽鬼のターニングポイント。体の問題と、弟子の問題。体が資本だと3巻までで十分に伝わっていながら、そこにクリティカルな問題が生じてしまって今後どう戦い抜くか、言うまでもなく非常に気になる部分。もう1つは完全に未知数、幽鬼に弟子入りを志望する少女との出会いがどんな物語を生むのか。

 今回は最初に言ったように、ガッツリゲームという感じではなかった。いや、もちろん今回のハロウィンナイトもデスゲームデスゲームしてたけど。その中でもやはり幽鬼の今後に向ける決意表明みたいな感じが強かったですし。

 そういうのを全部含めて今後がますます楽しみになりました!

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好きな子に告ったら、双子の妹がオマケでついてきた 2

好きな子に告ったら、双子の妹がオマケでついてきた(ブレイブ文庫)2

 うん、やっぱりいいえっちさです。

 今回は夏休みに突入し、双子とのえっちな日々がノンストップ。そこに双子メイドのご奉仕も加わってえちえち大増量、双子を同時に愛するための覚悟を決めたりしながら、次の巻でまた双子が増えるの!? という感じでしたね。双子メイドのご奉仕、なんて素晴らしいフレーズか。メイドさんのえっちなご奉仕というだけで素晴らしいのにその二乗ですよ。えっちですね。

 個人的にはやはりこの作品は内容イラスト含めてちゃんとえっちと感じられるのがいいですよね。あと単純にわたしが女の子から色々してもらうシチュ大好きなので、この作品は好きなところがありますが。性癖の話。えっちなゲームしてても本番シーンはホイールくるくるすることは多いけど、お口でしてもらうシーンはちゃんと見ることの方が多いくらいですし。えっちなご奉仕というのは、良いものなのですよ。それが二人同時にとなれば、うへへ。

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生徒会長との待ち合わせは、いつもホテル。

生徒会長との待ち合わせは、いつもホテル。 (富士見ファンタジア文庫)

 とにもかくにも、主人公がズレてる!!

 自分は他人に優しくできるけど、誰から見ても良い人くらいにしか思われない……と、思っている主人公。実際のところそもそも優しさとか気遣いというものが根本的にズレてて若干関わりづらい人と思われているのに気づかない人間。

 これがなかなかキツいですよ……。

 とはいえ、ヒロインたちも裏表があったり、倫理観ヤバかったりするもので、そんなどこかズレているからこそ奇跡的に噛み合った部分があったのではないかと。そうしてどこか普通ではない中で育まれた想いは、これはこれで青春なのだろうと思える作品でもありました。

 まぁ……、それでも本当に主人公がキツかったのですが……。

 

 感想全文は以下の新作ラノベ感想記事のリンクにて↓

【新作ラノベ感想part100】生徒会長との待ち合わせは、いつもホテル。 - ぎんちゅうのラノベ記録

 ブックウォーカーのリンク↓

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男子禁制ゲーム世界で俺がやるべき唯一のこと 1

男子禁制ゲーム世界で俺がやるべき唯一のこと1 百合の間に挟まる男として転生してしまいました【電子特典付き】 (MF文庫J)

 百合ゲームのお邪魔男キャラに転生してしまった、百合に挟まる男絶対許さないマンの奮闘記。すっごく面白かった!!

 もうね、百合に全力で命を賭けられる主人公っていうのがカッコいいのですよ!

 自分が邪魔なクソ野郎になったとしても。元々のゲームのシナリオが崩れるとしても。目の前で泣いている女の子、百合の蕾を見捨てられるわけがない。自分の信念を曲げたら自分が死ぬのだと、そんな覚悟を正しく行動で見せられる男。カッコよくないわけがない。

 しかし、そんなカッコいいことばかりするものだから、守りたいはずの百合が遠のき、自分がハーレム主人公みたいな立場になってしまって……、はてさてどうしたものかと。勘違いコメディ的な笑いだったり、百合に命を張るあまり馬鹿げた言動も多々見られたり、そういう笑いも存分に楽しめる作品でしたね。

 2巻まだ買ってないのですが、早く読みたくなりました。

 

 感想全文は以下の新作ラノベ感想記事のリンクにて↓

 

【新作ラノベ感想part101】男子禁制ゲーム世界で俺がやるべき唯一のこと - ぎんちゅうのラノベ記録

 

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ラノベも俺も好きなギャル

ラノベも俺も好きなギャル (富士見ファンタジア文庫)

 まさしくタイトル通りな「ラノベも俺も好きなギャル」がヒロインのラブコメ

 そしてこのヒロインの感情が爆発するまでの変化、これが素晴らしいんですわ!

 最初こそ同じ趣味のオタク友達に接するように、ギャルの気軽さも相まって近い距離感にいたわけですけど。そこに段々とただの友達以上の感情が生まれてきて。本人もそれを持て余して、そんな気持ちを持つ自分に戸惑って、けど自覚してしまったらもう止まらない。決壊したダムから溢れるような感情の爆発、いやぁ、もう最高でしたね。

 しかしまぁ、そんなヒロインに相対する主人公がこれまた面倒くさいほどに面倒くさい陰キャ男子なもので、ネガティブな思考が止まらなくて本当に面倒くさい(面倒くさい3回言った)

 あとは、本作の特徴でもある、ラノベオタクのオタトークはなかなか面白かったです。

 新作感想記事は現在準備中です。

 

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おわりに

 今週も新刊新作読みに集中した感じですね。

 死亡遊戯がやはり面白いですね。まだ発売から1年経ってないのに、4巻も出てますし、毎回安定して面白いとか普通にズルいです。しかも毎回面白い、という面白いの方向性もその巻のゲームの内容次第で少しずつ違うというのも上手なんですよ。飽きが来ないんですよ。5巻もまた冬に発売するみたいですし、今から楽しみです。

 

 さて、今週の読書記録はこんなところで。

 来週は積みを崩すのを頑張ろうかと思います。