ぎんちゅうのラノベ記録

主に読んだライトノベルの感想を書いています。

【読書記録】2月26日~3月2日に読んだ作品のお話

 今週も読んだ作品の感想をまとめていきます。

 

 

 

 

1:2月26日~3月2日に読んだ作品

 今週読んだのは以下の5冊ですね。

・変人のサラダボウル 6
・聖女先生の魔法は進んでる!
・転生王女と天才令嬢の魔法革命 8
・龍に恋う 6
・獄門撫子此処ニ在リ 2

 

2:読んだ作品についてのお話

 ※以下画像はAmazonリンク

 

変人のサラダボウル 6

変人のサラダボウル 6 (ガガガ文庫)

 ヤクザの組長兼半グレのボス兼振興宗教教団のリーダーとかいうとんでもない肩書を持つことになったリヴィアがCEOやホスト、更には料理研究家まで始めて、こいつはもうダメだ。誰にも止められないよ(笑)。

 そして裏社会で成り上がる彼女と対照的に、芸能事務所へ所属することになったサラ。アイドル、女優、歌手、何をやっても大人気になりそうな彼女だけどどうなっていくのだろうか? 今後の楽しみ。一方で、惣助に元には、彼に憧れた友奈が弟子入りにきて、こっちもこっちで新しい変化の兆し。まだまだそれぞれの道は続いていく、この作品どうなることやら。次回も楽しみです。

 


聖女先生の魔法は進んでる!

聖女先生の魔法は進んでる!1 落ちこぼれの教室 (富士見ファンタジア文庫)

 転天作者さんの新作ということで、面白かったですね~

 ファンタジア文庫ではまま見られる教官モノ、その教師が女性というのは新鮮でしたし。その先生をしっかり掘り下げてくれて、序盤から終始好感が持てるのが良かったですね。教え子三人の成長や、先生との交流は今後の楽しみとして残されつつも、十分に楽しめる内容が盛り込まれており、シリーズモノ1巻のスタートとして、とても良くまとまっていたと思います。

 感想全文はブログで書いているので、気になったら見てみてください↓

【新作ラノベ感想part146】聖女先生の魔法は進んでる! - ぎんちゅうのラノベ記録

 

 

転生王女と天才令嬢の魔法革命 8

転生王女と天才令嬢の魔法革命8 (富士見ファンタジア文庫)

 国の改革を進める重要な話でありながら、アニス×ユフィの愛の深さも見せつけけきて、今回も最高でしたね!

 人が人の身を捨ててまで守ろうとしたもの、救いたかったもの、理想と願いの上に始まっていく改革であればこそ。そこに泥をつけるような西部貴族たちの愚かな言動の数々に怒り、涙してしまうのだろうし。一方でこの想いも、彼女たちの姿を近くで見なければ分からないものであるというのも事実。臣民たち全てが納得して理解して、というのは難しいのだろうと突きつけられる。だからこそ、理想と願いのために、二人がどう振る舞うべきなのか。改めて考えることになったように思える。

 それはそうと、やっぱり今回の一見でユフィもアニスもお互い愛し合ってるのをめちゃめちゃ感じて良かった。ユフィの愛が重いのはもともとだけど、アニスも同じくらいに重いのがよく分かった。お互いがお互いに言動の1つ1つで好きを伝え合っているくらいで。感情をむき出しにして抑えられないのもお互いを好きだからで、一方で好きだからこそ二人で寄り添って厳しい状況にも何とかやっていけるのだろうとも思えて。西部貴族たちへの沙汰を言い渡すときとか、特にそれを感じますよね。どっちもどっちでめちゃめちゃ怒ってるだろうに、今にも手を出しそうなのを、二人のあの会話だけで済ませてられる様子。どっちか片方でもあの場にいなかったら絶対にあそこまで優しくはできないですよ。

 


龍に恋う 6

龍に恋う 六 贄の乙女の幸福な身の上 (富士見L文庫)

 めちゃめちゃ良かった〜。

 新刊を読むたびに珠の成長を感じて涙が出そうになるのだけど、今回は特に良かった。封印された銀市さんを助けるために、彼の過去の記憶の中に入って。1巻で銀市さんに拾われた珠が、今度は自分から銀市さんの元で働かせてくださいって始まる冒頭からグッと来たし。そこから、一生懸命がんばって銀市さんの心に踏み込もうとして、そのために必死になって紡ぐ言葉の1つ1つに胸を打たれる。ようやく自分の本当の想いを自覚した珠の成長に感無量、大満足でした。

 

獄門撫子此処ニ在リ 2

獄門撫子此処ニ在リ 2 ~赤き太陽の神去団地~ (ガガガ文庫)

 2巻を読んで思ったのですが。

 撫子って、メンヘラの気配がないでしょうか?

 挿絵の効果が大きいのかもしれませんが、92ページのイラストは特に表情からメンヘラ感が滲み出ているように見えたのです。

 そして今回、彼女の記憶喪失から始まる神去団地での一件。一体彼女の消えた記憶に何が隠されているのかと思ったら……。撫子、そういえば友達もいないような子だったよねと思わされる真相が明らかになって。アマナへ向ける感情の一端にやはり面倒くさい女の子の雰囲気があり、メンヘラっぽいというのもあながち間違ってないかもと思った2巻でしたね。

 まぁー、つまるところ撫子可愛いよねって話です。

 

 

おわりに

 今週は新刊新作をちびちび読んでいきました。

 来週も引き続き溜まってる新刊新作を読もうかと、今月は買う冊数の多い電撃文庫の発売日も近いですしできるだけ多く読みたいところですが、はてさて。

 

 今週の読書記録はこんなところで。