3月も終わりますので、今月読んだ作品を振り返って、来月の新刊チェックをしようかと思います。
※画像はAmazonリンク
1：お気に入り作品
早速3月中に読んだ作品の中からお気に入り作品をご紹介。冒頭の画像で示したように全部で4つですね。一つづつ簡単なコメントをつけて紹介します。
蒼剣の歪み絶ち
3月に発売された電撃文庫の新作です。
こういうのがいいんだよ、と言いたくなるような真っ直ぐなファンタジー作品。主人公もヒロイン揃って大きな枷を背負うが故の覚悟や戦いがカッコよく、キャラの魅力でグッと惹きつけてくれます。特にヒロインにフォーカスされた物語を展開するので、わたしみたいな人外ヒロイン大好きという人は大好物と言ってもよい作品でした。
感想は既に1つ記事としてまとめていますので、気になったら見てみてください。
【新作ラノベ感想part149】蒼剣の歪み絶ち - ぎんちゅうのラノベ記録
豚のレバーは加熱しろ
今月とうとう最終巻を迎えた「豚のレバーは加熱しろ」
豚とジェスが送ってきたこれまで全ての軌跡に想いを馳せて、その未来の姿を見せてくれるこの最終巻はまさしく感無量といったところ。豚であること、世界が違うこと、争いの中にあること、あらゆる困難を乗り越えてきた二人の旅の終着点はこれまでこのシリーズを追ってきた人ならば絶対に大好きな愛と願いに溢れた素敵な物語でした。
本当に完結おめでとうございます。ありがとうございました。
ひきこまり吸血姫の悶々
今月発売の13巻に合わせて、ようやーーく4巻以降積まれていたものを全て読み切ったシリーズです。4巻以降各巻の感想は週間の読書記録にあるため、気になったらそちらを見ていただきたいですが、シリーズまとめて読んだ感想としては。
リンズがクソほど可愛い。
これに尽きましたね。7巻でコマリとのツーショット表紙を飾った彼女はお嫁さん騒動に始まって、本当にコマリへの思慕を募らせてしまったことで以降は完全に恋する乙女モード全開の、ひきこまりシリーズ内屈指の正統派ヒロインとなっていました。これがまぁもう可愛いんですよ。超可愛い。天使。好き。
公務員、中田忍の悪徳
こちらもまた今月最終巻を迎えたシリーズ。
本作はまさしく堂々完結といった風貌。中田忍という男の覚悟と生き様、最後の悪徳。その全てを見せきるこのラストは中田忍らしいとしか言えません。異世界エルフとの邂逅から始まり、独特すぎる価値観の中で紡いできたこのシリーズだからこその魅力が詰まって最後まで走り抜けた読後感がとても良かったです。
本当に完結おめでとうございます。ありがとうございました。
2：読了数および読了作品一覧
2024年3月中の読了数は32冊
そして、その間の読了作品は以下の通り。作品は基本的に新作、読んだ巻の数字が小さいもの、が上になるように並べています。厳密ではないですが。また☆は今月のお気に入りとして紹介した作品。
☆蒼剣の歪み絶ち
・夏目漱石ファンタジア
・少女星間漂流記
・龍の子、育てます。
・双子まとめて『カノジョ』にしない？ 1〜2
・人外教室の人間嫌い教師 1〜2
・マスカレード・コンフィデンス 2
・飯楽園−メシトピア− 2
・ドスケベ催眠術師の子 2
・少女事案 2
・リコリス・リコイル Recovery days
・結界師の一輪華 4
・男子禁制ゲーム世界で俺がやるべき唯一のこと 4
☆ひきこまり吸血姫の悶々 4～13
・わたし、二番目の彼女でいいから。 7
☆公務員、中田忍の悪徳 7〜8
・お見合いしたくなかったので、無理難題な条件をつけたら同級生が来た件について 8
・陰キャの僕に罰ゲームで告白してきたはずのギャルが、どう見ても僕にベタ惚れです 8
・お隣の天使様にいつの間にか駄目人間にされていた件 9
☆豚のレバーは加熱しろ(ｎ回目)
3：来月の新刊チェック
4月に発売される作品をチェックしました。
最初に気になる作品、買うつもりの作品をまとめておきます。（※このブログを書いている現在の予定です。他の方の感想見たり、書店に行ったときの気まぐれで買う作品の増減はあると思います）
・魔王の俺が奴隷エルフを嫁にしたんだが、どう愛でればいい？ 18 （HJ文庫）
・男女の友情は成立する？（いや、しないっ!!） 8 （電撃文庫）
・声優ラジオのウラオモテ 10 （電撃文庫）
・声優ラジオのウラオモテ DJCD （電撃文庫）
・これはあくまで、ままごとだから。 （電撃文庫）
・週に一度クラスメイトを買う話 4 （ファンタジア文庫）
・王様のプロポーズ 6 （ファンタジア文庫）
・死亡遊戯で飯を食う。 6 （MF文庫J）
・小鳥遊ちゃんは打ち切り漫画を愛しすぎている （MF文庫J）
・多元宇宙的青春の破れ、無二の君が待つ未来 （MF文庫J）
・聖剣学院の魔剣使い 15 （MF文庫J）
・ネトゲの嫁が人気アイドルだった 4 （オーバーラップ文庫）
あくまでさーっと見た感じですが、今月は電撃文庫とMF文庫Jで偏っていますね。
各レーベル新作があらすじだけ見た感じではイマイチ買うかどうかの決め手に欠けてしまうような感じでしたので、実際に発売してから改めて検討する必要がありそうですね。
そして見た中で特に注目の作品を取り上げますと、
まず新作ではやはり「小鳥遊ちゃんは打ち切り漫画を愛しすぎている」ですね。
こちらは以前に一度記事にまとめている「MF文庫Jevo」より刊行が決定した作品。
【雑談part10】第2回 MF文庫Jevo の感想まとめ - ぎんちゅうのラノベ記録
わたし自身この作品が読みたいと思って投票したくらいに好きだった作品ですので、あの短編が書籍になってどんな変貌を遂げたのかが気になりますね。当初のタイトルである「クソ漫画愛好家」が「打ち切り漫画を愛しすぎている」に変わってたりするので、コンペほど言葉を選ばないあけすけな感じはできなくなっているのか。それとも書籍化してもあの切れ味の良い発言の数々が残っているのか。また小鳥ちゃんと月見くんとの恋愛模様っぽいものがどうなるかも注目のポイント。
これは発売が待ち遠しいですね。
続いてシリーズ続巻から、個人的注目の1冊はこちら。
「多元宇宙的青春の破れ、無二の君が待つ未来」
昨年シリーズ1巻「多元宇宙的青春の破れ、唯一の君がいる扉」が発売された本作は、正直に言って「2巻なにをするの？」なんですよね。1巻で綺麗にまとまっていて単巻作品であるのかと思っていたらこの2巻の情報があって、しかもあらすじを見る限り普通に続きモノであるようなので……、本当に何をするんだ？ と。
そういう意味でいちばん気になって仕方ない来月の新刊はこの作品ですね。
おわりに
今月のお気に入り作品紹介と来月の新刊チェックを行いました。
気になる新刊新作もありますが、まだ今月発売の読めていない作品も多々あるのでそれを含めて来月読んでいこうと思います。またシャナを読んでから時間も空きましたし、そろそろまた別の過去作シリーズの積みにも手を出したいと思います。何にするか化はそのときの気分にまかせます。（尚、シャナのシリーズまとめ感想書くとか言っていたものを書く予定）
