ぎんちゅうのラノベ記録

主に読んだライトノベルの感想を書いています。

【読書記録】9月18日~24日に読んだ作品のお話

 最初に言いますが、今週は基本的にまぶらほしか読んでいません。

 そしてまぶらほはそのうちシリーズまとめの感想をまとめます。

 なので今回の読書記録、おそらくほぼほぼ無意味というか……、これ自分で言い出したら終わりですね。

 

 

1:9月18日~24日に読んだ作品

 今週読んだのは以下の17冊ですね。

まぶらほ
 ~デソレイション・エンジェルス~
 ~ストレンジ・フェノメノン~
 ~もっともっとメイドの巻~
 ~さらにメイドの巻~
 ~またまたメイドの巻~
 ~さいごのメイドの巻~
 ~じょなんの巻・(いち~じゅう)~
・悪ノ黙示録

 

2:読んだ作品についてのお話

 ※以下画像はAmazonリンク

 

まぶらほ

まぶらほ ~デソレイション・エンジェルス~ (富士見ファンタジア文庫)まぶらほ ~ストレンジ・フェノメノン~ (富士見ファンタジア文庫)

~デソレイション・エンジェルス~

 長編シリーズ全4巻のうち、3巻目。

 前回の襲撃から心の傷も言えないままにやってくる新たな資格。夕菜の過去と、彼女が友達に対して抱える不安と喜びが語られた上で、そんな彼女の不安を押し広げようとする幻覚による攻撃はこれ以上ないほどに痛烈。

 前回のような直接的な鋭い怖さではない、じわじわ迫り上がるモノがなんとも言えない恐ろしさでした。事態の急変に伴い、かおり先生も戦うしかない状況になり和樹たちの敵として立ちはだかるし。

 果たして次回でどんな結末が待っているのかと、期待が高まっていきました。


~ストレンジ・フェノメノン~

 そして読んだ、長編シリーズ最終4巻。

 「読後感悪っ!」と言いたくなりました。

 いや、この終わり方はないでしょう……、絶対読み終わった人全員どっちだよって言いたくなるはず。ホラー作品とかそういうタイプの終わり方だもの。なので、わたしにはこれ64の比くらいでバッドエンド寄りに見えてます。

 最終刊は夕菜のアメリカにいた頃の過去と、謎の組織が彼と呼んで慕っている”彼”に出会い、そして……というお話。玖里子や凜、かおり先生やディスティルもそれぞれが救出のために動き戦う様子はドキドキハラハラと。しかし終盤に近づくに連れて「これページ数足りる?」と思ってたら、最初に言った通り。

 読者に想像の余地を残しているとあとがきでは言うけど、全4巻で締める内容でそういうのはちょっと……、と思いました。単巻完結とか、それ1本で終わりの映画とかならいいんですけど。

 この読後感こそ、まさにストレンジ・フェノメノンだよ。

 

まぶらほ ~もっともっとメイドの巻~ (富士見ファンタジア文庫)まぶらほ ~さいごのメイドの巻~ (富士見ファンタジア文庫) 

~もっともっとメイドの巻~

 メイドシリーズ全6巻の内、3巻目。

 今回は表紙の夕菜が荒ぶってらっしゃる。

 周囲を破壊を撒き散らすしか能がないくらいの勢いで、めちゃめちゃ笑います。しかし、そんな表紙とは裏腹で中身はリーラとの戦いが一時休戦になったことで比較的大人しかった印象。

 改めて見ると、夕菜は家事万能、膨大な魔力量+和樹が関わる事柄に関しての暴走状態を含めると戦闘力も申し分ない、とハイスペック美少女だよなぁと思う。そのハイスペックを間違った方向に使うから残念系ヒロインにしか見えないのだが。

 とはいえ、そんな夕菜だからこそ、リーラから見ればやはり強力なライバルなのは間違いなく。同時にその実力を高く買って共闘する、みたいなやつは良かったですね。

 

~さらにメイドの巻~

 夕菜おまえぇ……!

 リーラとの一時休戦も終わって、即座にリーラ滅殺へと切り替える夕菜の次なる作戦が、まさかの刑務所から仲間を集めてよりすぐりの犯罪者集団を作ること! ……もうやってることが完全に悪側なんよ💦

 刑務所で面接して、自分に殺意を向けるような奴にいいですね。悪党に勝てるのはそれ以上の悪党だけです。とか言い出して。その後過酷な訓練をさせて音を上げた奴は即座に使えないといって切り捨て。戦闘直前には酒で恐怖を殺すのですとか言い出す挙げ句(夕菜は未成年なんだよなぁ……)、歩兵が逃げ出したら即座に後ろから撃てるように戦車を配置するとかいう独裁者っぷりを見せつけてくる。

 完全に負ける敵の言動なんだが……。

 

~またまたメイドの巻~

 この巻は3巻と4巻の間の出来事がメイン。

 ドラマガ掲載と単行本描き下ろしの順序の都合でこういう収録順序になったんだろうなとは思いましたが、最初読む順番間違えたかと思いましたわ笑。

 そして4巻の続きとしては、リーラを人質として確保した夕菜の悪役っぷりが様になりすぎててほっこりしながら、次回最後の戦い、みたいな感じの幕間でしたね。

 目的のためならあらゆる手段は正当化される、とかいうやはりメインヒロインの言葉は重みが違いますわと思って笑ってました。夕菜はもうどうしようもない……。

 

~さいごのメイドの巻~

 うん、良い結末でした。

 どうせこんなオチだと思ったよ、というコメディ作品ならではの空気感と。最後はリーラに花を持たせながらも、夕菜にもしっかり目を向けている塩梅が丁度いい感じ。今後もまだまだ二人の喧嘩は続くだろうなとも思うけど、なんだかんだでここまでいがみ合い続けたライバルの絆みたいなのもあるので悪いようにはならないのかなぁ、と。

 ただ、今回で和樹との関係を応援するような体を取れば夕菜が若干幸せうかれポンチになって暴走が止まることが分かっただろうから、リーラの手のひらで転がされることが多くなりそうな予感はするけど。そんな未来を感じさせる終わり方も読後感の良さに繋がってましたね(ストレンジ・フェノメノンとは違って……)

 

まぶらほ ~じょなんの巻・いち~ (富士見ファンタジア文庫)まぶらほ ~じょなんの巻・じゅう~ (富士見ファンタジア文庫) 

~じょなんの巻・(いち、に)~

 遂に千早が舞台に上がってきてリスタート!

 そんな雰囲気で、じょなんの巻が始まりました。新章開幕だけあって最初は夕菜、凜ちゃん、玖里子さん、舞穂ちゃん、1人1人にフォーカスした短編をやりつつ千早との交流を見せていく感じ。それから千早自身の恋にも大きな進展が? と思われる告白誤爆展開もあったりして。

 とりあえず1巻では大人舞穂ちゃん強かったです。夕菜はいつも通りに、メインヒロインのしていい顔ではないチンピラみたいなことやってて、千早のこれぞヒロインという風格を見習ってほしいものですけど……、もう少し普通にヒロインできないかな? とじょなん1巻で思ってたら、2巻でめちゃめちゃ可愛いメインヒロインやってて最高だったんですよね。

 ……まぁ、2巻冒頭は変な薬飲んで、いつも以上の大暴走見せててヤバかったけど。後半の可愛さでノーカンってことで(笑)

 それから、番外では神代ちゃんの恋路もまたどうなることやら……、と。この神代ちゃん×貴巳くんのお話もう少し見たいんだよなぁ。

 

~じょなんの巻・(さん、よん、ご)~

 1巻2巻で千早が加わって恋愛模様が動き出すか、と思ってたら全然進展しなかった巻たちです!

 まず3巻は、B組のいつもの馬鹿騒ぎで1冊やりきった笑いの巻でした。きっとこいつらは死んでも治らないんだろうな、と思うくらいに頭の中が金と欲に塗れてて相変わらずひどい。仲丸と松田さんの恋愛が進展するのか? と思いきやこっちも結局何もなかったですしねぇ……。

 4巻は、百合マシマシな1冊。

 紫乃先生のお薬で、玖里子と凜を大好きになってしまった夕菜の暴走劇。普段和樹に見せている愛の大暴走を、玖里子と凜に向ける様はとりあえず笑えました。そして何とか止めようと色々薬飲ませたら、笑顔を貼り付けたまま浮気は死刑ですと言い出すキリングマシーンと化してしまって、「ああ、もう夕菜はこういう役なんだなぁ……」とじょなん2巻で見せてた普通のヒロイン感が薄れてどこか安心する気持ちが。

 そして、描き下ろしでは、またもや紫乃先生の仕業でTSしてしまった和樹。そして和樹さんなら女の子でも行けますと興奮する夕菜でやはり百合味が。続く5巻の書き下ろしでは、B組全員がTSして和樹に惚れるとかいうカオス展開だったりでこれもなかなかひどかったです。

 そして5巻は、新聞部の捏造記事取材に巻き込まれて千早と共にラブホに行くお話。

 もちろん和樹なので何も起こらないで、言うまでもない夕菜の暴走と、特に今回は舞穂ちゃんの暴走によって和樹がM男にされて……というそんな感じのいつものオチで終わった奴です。この巻は、舞穂ちゃんが他のヒロインに和樹をいじめるように命令してるとき、夕菜が和樹さんをいじめるなんてできませんという発言に対しての、夕菜さんはいつももっとひどい暴力してるじゃんというセリフでツボりましたね。

 それからラブホの一件で、和樹があまりにも逃げ続けるせいで、和樹が逃げない状況とか普通に異性として意識するような雰囲気になると途端に夕菜が純情になるやつありましたけど。これ普通に和樹の罪は重いなと思いましたわ……。

 

~じょなんの巻・(ろく、なな、はち)~

 ここは恋愛模様に大きな進展が見られた巻。

 というか、3巻連続で和樹とのキスを巡っての話が続きました!(改めて見ると3巻かけてキスの話だけしてるのすげぇな)

 とりあえず、それぞれの巻の感想ざっくりまとめます。

 6巻は、玖里子さんの政略結婚騒動を阻止するために和樹が遂に男になる! ……、みたいなことはなく、いつも通りのヘタレな和樹だった巻です。一体どんな風に生きていればここまで鈍感になれるのかと本気で気になりました。

 そして6巻後半から7巻にかけて始まるミスコンイベント。金儲け大好きB組がこのイベントを逃すわけがなく、裏で色々手回しして……、和樹と千早がペアで参加することに。そして、それを知った夕菜がB組全員を説得(暴力)し君臨し始めたり。凜&舞穂、玖里子もそれぞれ動き出して、和樹の初キスを手にしたのは……。

 そこから7巻後半から、8巻まではキスの一件を通じて他のヒロインたちも積極的に動き出していくような展開。それに対してやっぱり受け身で逃げ腰な和樹。これ、もうヒロイン全員で和樹を囲ったほうが早いのでは……? と思ったりしましたね。ここまで来ても自分から動かない主人公の鈍感具合は極まりすぎていますよ。

 そんな具合の恋愛進展の巻でしたが、やっぱり夕菜だよなぁ、と思いました。特に8巻読み終わっていちばん気になるのは夕菜は果たしてどこまでやってしまったのかという……。夕菜にそれでいいのかと言いたくなるような、夕菜らしい行動力の爆発というか、やっぱり夕菜なんですよ。

 

~じょなんの巻・きゅう~

 ウェディングドレスな最終巻! ……、というわけではなく、次回が最終巻。

 今回は8巻からご機嫌るんるんな夕菜が結婚式ごっこをするためにいつも通りの暴走してるやつでした。あとはバンドしたり、紫乃先生の薬やったりで、久々にいつもの短編が戻ってきた感じ。

 描き下ろしはメイド編。メイドの巻5巻の幕間にあった内容で、リーラが和樹への想いを吐露するお話で、ぶっちゃけすぎな感じがなんともシュールで笑えましたね。

 

~じょなんの巻・じゅう~

 そして、最終巻!

 いやぁ、遂にです。

 このシリーズがまさか最後1人決められると思ってなかったのでびっくりですし、普段のコメディノリ控えめで真剣にヒロインズに向き合うようなお話だったのも驚き。正直、絶対誰も選ばないエンドになると思ってました。

 なので、ずっとメインヒロインとして暴走娘な夕菜が大好きだったわたしとしては実に嬉しい。しかし、最終巻は流石に暴走しなかったからそこは少し物足りなさが……、わたしはもう夕菜の暴走を見なきゃ満足できない体になってしまったらしい。夕菜の父と母みたいに、夕菜の嫉妬で目を回す和樹を想像することで我慢しますか。

 そして夕菜の暴走がないとなると、最後まで変わらず金の亡者だったB組がある意味で清涼剤。いつもの、を感じさせてくれるのが心地よかったですね。

 

悪ノ黙示録

悪ノ黙示録 -裏社会の帝王、死して異世界をも支配する- (ガガガ文庫)

 自分の仲間はその手で守り。 自分の敵は容赦なく殺す。 そんな主人公の徹底した生き様が詰め込まれた作品でしたね。ダークヒーローとはかくたるや、そんな魅力が存分に伝わってきました。特に終盤ではそれを強く感じるシーンがあってこれが良かったです。

 ただ、一方で個人的に気にかかったこととして。 爽快感が足りないのですよね。 主人公が徹底した悪である一方で、敵が小物過ぎて主人公が断言するように勝って当たり前の戦いでしたし。終盤の強敵とのバトルは、実は仲間が全員めちゃめちゃ強くて、主人公も特殊能力ありますみたいなパワーのゴリ押しで勝ってますし。 悪を貫く主人公の主義や言動、カッコいい部分は分かるけど。それが物語的な面白さとして、いいぞもっとやれ、というハードルに届いていない感じでしょうか。

 このあたりの細かい話は新作ラノベ感想としてまとめているので、気になったらそちらを読んでみてください。

【新作ラノベ感想part108】悪ノ黙示録 - ぎんちゅうのラノベ記録

 

 ブックウォーカーのリンク 

bookwalker.jp

おわりに

 今週はまぶらほを最後まで読み切るのに全力出しました。(凜の巻だけ買い忘れていてまだ読んでないのですが)

 

 来週はMF文庫の楽しみな新作を読んだりして、そのあとで今度は綾里けいし先生の「B.A.D.」を読み始めようかと考えています。本編13巻、短編4巻で合計17冊なので、2週間ほどで読めたら良いなぁと思いますが、途中で新刊新作も読むでしょうしどうなることか。